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薬物検査を事前に必要とするのは自衛隊だけではない。国会の先生方も事前にどうか。(民主党の小林前議員については http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/1193.htmlを参照)
【海自が入隊後の尿検査検討 薬物事件、法的な手当て前提】
(朝日新聞 2005年10月04日07時56分)http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY200510030387.html
海上自衛隊第2潜水隊群(神奈川県横須賀市)の潜水艦乗組員ら隊員7人が大麻取締法違反などの容疑で逮捕された事件を受け、防衛庁海上幕僚監部は再発防止策として、入隊後の隊員に対する定期的な尿検査の導入の検討を始めた。現在も入隊時の尿検査を実施しているが、入隊後への導入には新たな法的根拠が必要になるため、防衛庁内局などと慎重に調整を進める。
海幕によると、尿検査の頻度や、隊員の同意の有無の必要性などを今後詰める。実効性を持たせるため、「抜き打ちで検査した方がいい」との意見も内部にあり、すでに抜き打ち検査を実施している米海軍の資料も取り寄せ、参考にしている。
陸海空の3自衛隊は現在、自衛隊法施行規則を受けた防衛事務次官通達に基づき、入隊時に本人の同意を得たうえで、覚せい剤などの薬物使用の有無を調べる尿検査を実施している。
しかし、同法施行規則は「試験及び選考の方法及び手続きに関し、必要な事項は長官が定める」としており、入隊時に限った措置だと防衛庁は解釈している。そのため、入隊後の尿検査を制度化するには新たな法的根拠が必要となる、とみている。
今回の薬物汚染事件を受けて、海自は特別調査チームを編成し、事件の舞台となった第2潜水隊群の乗組員らを中心に、本人の同意を得て尿検査に踏み切った。それをきっかけにして、新たに隊員1人が大麻を所持していた疑いが強まり、海自警務隊に逮捕されたこともあり、「組織として制度的な薬物対策が必要」との危機感を強めていた。
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《海自薬物汚染事件》7月以降、神奈川県横須賀市の海上自衛隊第2潜水隊群(横須賀基地)を中心に、潜水艦乗組員ら計7人が、大麻取締法違反などの容疑で県警や海自警務隊に逮捕された。大麻や合成麻薬MDMAを所持したり譲り受けたりした疑い。防衛庁海上幕僚監部は8月から、潜水艦の乗組員ら約800人の尿検査に乗り出した。