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【モスクワ杉尾直哉】インタファクス通信によると、北大西洋条約機構(NATO)のシモンズ事務総長特使(カフカス・中央アジア担当)は3日、訪問先の中央アジア・キルギスで記者会見した。ウズベキスタンが米軍に国内基地からの撤退を要求している問題で、「NATO諸国は今後、キルギスのマナス空港の活用を強化する計画だ」と語り、ウズベクからの米軍撤退後、アフガン作戦の後方支援機能はキルギスで強化するとの見通しを示した。
シモンズ特使は、「アフガンでの我々の活動は、中央アジア地域への過激主義の拡大阻止に役立つ」と語り、キルギスなどアフガン周辺国に後方支援基地を維持する意義を強調した。
01年9月の米同時多発テロ後、アフガン情勢をにらんで、ウズベクに米軍、キルギスに米、仏、デンマーク軍、タジキスタンに仏軍が駐留してきた。ウズベクで今年5月に起きた反政府暴動・デモ鎮圧事件を契機に米国とウズベク政府の関係が悪化し、ウズベク側が7月、180日内の米軍撤退を通告した。
毎日新聞 2005年10月3日 22時28分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051004k0000m030118000c.html