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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/international/update/1002/003.htmlより引用
仏コルシカ島、ストとテロで混乱 1万5千人一時足止め
2005年10月02日19時50分
地中海の仏コルシカ島(人口約25万人)で、連絡船のストや独立派の仕業とみられるテロが続き、観光客が足止めを食う騒ぎになった。この混乱で島の基幹産業である観光がダメージを受けそうだ。
同島では、本土のマルセイユやニースと結ぶ連絡船を運航する国営船会社(SNCM、従業員2400人)で9月20日、民営化に反対するストが始まった。労組員は港湾施設を占拠したため、民間の船会社も同28日から運航不能となった。この影響で、島北部で4000人、南部で1万1000人の観光客が足止め状態になった。
スト12日目の1日、警察が中部アジャクシオ港の占拠を解いて民間フェリーが運航を再開。ところが、再開第1便(乗客600人)の出航後に爆破予告の電話があり、爆弾処理班がヘリで船に乗り込む騒ぎとなった。同日深夜(日本時間2日朝)には、北部バスチア港で税関の監視艇に仕掛けられた爆弾が爆発するテロが発生した。
コルシカ島では、仏政府に自治強化を求める過激組織が根を張り、今回の騒動に乗じて反政府活動が活発化する懸念もある。9月29日夜には、アジャクシオの県庁舎近くにロケット弾が撃ち込まれる事件も起きた。