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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/10 カイム:レジスタンスが退却後に米軍が占拠,戦闘終結
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1475.html
投稿者 white 日時 2005 年 11 月 13 日 11:27:56: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: イラク・レジスタンス・レポート 2005/11/10 投稿者 white 日時 2005 年 11 月 13 日 11:25:09)

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/10 カイム:レジスタンスが退却後に米軍が占拠、戦闘終結 

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106631162?page=1#106631162

2005/11/13 (日)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版)      転送・転載可
  編集・発行 山本史郎 
  webサイト 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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         ※ 今日紹介する主な内容 ※

2005年11月10日付 
 ◇カイム: レジスタンスが退却後に米軍が占拠、戦闘終結
 ◇米軍占領後のカイム市の状態
 ◇戦闘のためにカイム病院は患者を収容できなかった

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□イラク・レジスタンス・レポート 11月10日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 10 November 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1105/iraqiresistancereport_101105.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province

◇カイム: レジスタンスが退却後に米軍が占拠、戦闘終結
US forces occupy remainder of al-Qa’im following withdrawal of Resistance forces

 米占領軍は10日朝、F16とF18戦闘機、戦闘車両、戦車、何百人も
の海兵隊、特別奇襲作戦部隊、突撃師団が参加し、さらに傀儡(かいらい)
イラク軍も随伴した「掃討攻撃」ののち、カイム市の残りの地域全域に襲い
かかった。

 米軍の戦闘爆撃機が目標地区を2時間にわたって激しく爆撃した−−目撃
者の証言をイスラム・メモの通信員が報道した。攻撃目標とされた地域に米
軍の地上攻撃部隊が進撃する前に、42発以上のミサイルとクラスター爆弾
がカイム市の5地区に投下された。

 同通信員は、その地域への急襲攻撃は4時間かかり、その途上では、大量
の爆弾と地雷がアメリカ軍兵士の近くで爆発したと伝えた。レジスタンス戦
士はその地域から退却する前にアメリカ兵への待ち伏せ作戦を展開した。

 10日午後12時15分の速報において、イスラム・メモ通信員は次のよ
うに伝えた−−市内のレジスタンス勢力すべてが退却したことで、米軍は今
ではカイム市全域を占拠することになり、2005年11月5日(土曜日)
の米軍による猛攻とともに始まった戦闘は終結したようにみえる。

 カイムの東方約65キロに位置するアナー市のレジスタンス指揮官は、イ
スラム・メモに、カイム市のレジスタンスは目的を達成することができ、戦
闘が始まる前にも占領軍とその手先に予想以上の損害を与えたと話した。そ
の指揮官は、カイムをめぐる6日間の戦闘を通してのレジスタンスの死亡者
数が、カイム市の4月7日地区に限っての米軍犠牲者数よりも少なかったと
指摘した。

 米軍がレジスタンス戦士数十人を殺し数百人を拘束したと発表したことに
ついては、そのレジスタンス指揮官は、「彼らのウソと数字の操作には慣れ
てしまった。称賛に値する通信社ならば、米軍の主張を重大事のように繰り
返し報道したり、彼らのプロパガンダの太鼓持ちになったりしないはずだ」
と語った。


◇米軍占領後のカイム市の状態
Situation in al-Qa’im following American take over

 イスラム・メモ 10日午後10時10分 カイム発

 米軍が全市を制圧したあと、彼らは4月7日地区、ジャミヤ地区、市場周
辺と重点的に、市内の中心部に11の軍事キャンプを設営した。

 イスラム・メモの通信員は、アメリカ軍キャンプといっても彼らが接収し
占拠した現地の家屋にすぎないと報じた。同通信員は、米軍がイラク人を住
居から排除したというイラク通信社の報道を否定し、それらの家屋はアメリ
カ兵が接収したときは空き家だったと指摘した。米軍がこれらの家屋を選ん
だ理由は、それが隣接する家屋よりも大きくて高く、地の利があったからだ
と通信人はレポートした。

 占領軍はカイム全市に夜間外出禁止令を課し、全市民の通交を禁止すると
ともに、道路上で見かけた市民の車両はすべて銃撃すると警告した。市内へ
の入り口はすべて米軍部隊によって封鎖された。

 米軍およびイラク軍による家から家への急襲作戦と捜索が全域で続けられ
た。イラク軍の内部関係者は、9日から10日にかけて彼らが246軒以上
の民家を捜索したと語った。その急襲作戦で、彼らは宗教関係の占領に反対
するジハードを呼びかけたパンフレットと書籍を見つけたが、兵器の貯蔵庫
はなかったと述べた。

 イスラム・メモの通信員は次のように報じた−−アメリカ軍は現在、傀儡
の「知事」およびカイム「市長」、「地方評議会議長」に任命できそうな人
物を捜しているが、今までのことろ、そのような職務で彼らのために働く者
を誰も確認できなかった。

 そのような操り人形の役人となる人物を捜す目的は、「カイム住民がテロ
リストの恐怖を訴えてきた」という米国ご指名の「イラク首相」ジャファリ
の言葉を本当らしく見せるためである。イスラム・メモはさらに、現地の著
名人ムニフ・サダラーが米軍支配のもとで傀儡の職務に就任することを拒否
したところ、米軍は彼を拘束してしまったとレポートした。

 また、イスラム・メモのカイム通信員は、イラク軍兵士が市内住民の家屋
をあさって家人の所有物を盗んでいると報じ、現時点で戦闘は終結したと伝
えた。アブグレイブ在住のイスラム・メモ通信員は、カイムで米軍のために
働いたあと帰宅を許された傀儡軍兵士がアブグレイブに到着したというレポ
ートを確認した。そのような傀儡軍兵士たちは、「盗品市」と思われるアブ
グレイブの「市場」で、高価な工芸品や金細工、宝石、革製の衣服など民家
から盗んだ物を捨て値同然で売りさばいている姿を見られている。


◇戦闘のため、カイム病院は患者を収容できなかった
al-Qa’im hospital announces it cannot take in patients due to fighting

 アメリカ軍がカイムの残り地域を掌握する前、継続する軍事作戦のために
カイム病院が孤立させられ、ケガ人や病人を病院施設に収容することができ
なかった−−市内の病院関係者の証言をクドス・プレスが報じた。

 その情報提供者はクドス・プレスに、米軍の攻撃は病院の救急車2台にも
向けられて炎上させたと語った。彼はさらに、アメリカ軍は医療チームが病
院近くにいる負傷者を救出することさえも禁じ、またレジスタンス戦士の手
当をしないよう医療スタッフに警告を発したと証言した。

 地元住民はクドス・プレスに、戦闘中にはカイム住民は市内から砂漠地帯
へ避難して爆撃から逃れたと語った。四つのモスクと学校も米軍機から爆撃
されたと目撃者が話した。

 アメリカ兵はまた、カイム市内の13歳から15歳の学童多数を拘束し、
彼らはレジスタンス戦士だと主張した−−クドス・プレスが伝えた。アメリ
カ軍の爆撃で浄水場の塔にも損害がでた。


◆その他の主要ニュース
◇ラマディ: 道路脇爆弾で米兵2人死亡
◇バグダッド: 道路脇爆弾が破裂し米兵2人死亡
◇ジャディリヤに新しい監獄がオープン
◇タジ: 米軍の空襲で一般市民32人死亡
◇ムンディリヤ: イラン国境近くで爆弾、米兵が死亡
◇ラビア: 道路脇爆弾で米兵4人死亡


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イラク・レジスタンス・レポート
 日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
    イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
 英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
    Iraqi Resistance Report : 
    Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
    member, editorial board, the Free Arab Voice 
 イラク情勢ニュース URUK NEWS
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
 メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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