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しんぶん赤旗からhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-11-10/2005111007_02_3.htmlより引用
2005年11月10日(木)「しんぶん赤旗」
キューバ封鎖解除決議
国連総会 最多の182カ国賛成
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【メキシコ市=松島良尚】国連総会は八日、米国が四十年以上にわたってキューバに押し付けている経済封鎖の解除を求める決議を百八十二カ国の賛成で採択しました。
同趣旨の決議採択は一九九二年以来十四年連続。賛成は昨年より三カ国増え、過去最高です。反対は米国、イスラエル、マーシャル諸島、パラオの四カ国。ミクロネシアは棄権しました。
キューバのペレス外相は総会演説で、米政府は決議を無視してさらに締め付けを強めるだろうが、「この投票結果の政治的、道義的、法的重要性に変わりはない」と強調。
同外相は、米政府が昨年六月から実施している封鎖強化策によって、今年キューバを訪問した米国民と在米キューバ人が例年の約半数に減ったことも示しました。
総会では、ウルグアイの国連代表が南米南部共同市場(メルコスル)四カ国を代表して、また、セントルシアがカリブ共同体十四カ国を代表して米政府に決議履行を迫りました。マレーシアやベネズエラなどの代表も経済封鎖を犯罪行為と非難しました。
国連決議は米国が同法を継続していることを認定し、加盟国に対し「貿易と航行の自由を保障した国連憲章や国際法に従い」、米国の制裁法のような「法律や措置を公布し、実施することを控える」よう要請しています。