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2005.11.11
Web posted at: 15:13 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 欧州外交筋などによると、イランの核開発問題をめぐる交渉で、イランに一部の核活動を認める新提案が浮上している。ウランを気体に転換する作業までをイランで行い、兵器転用の恐れがある濃縮の段階はロシアで実施するとの内容。英仏独の欧州3カ国と米国はこの案を支持しているとされ、近く正式にイラン側に提示される見通しだ。
核問題をめぐっては、米欧が求める核活動の全面停止にイランが応じず、交渉が行き詰っている。新提案によれば、イランはイスファハンにあるウラン転換施設の稼動を続け、ロシアで濃縮された核燃料を使用することができる。
核の平和利用の権利を主張するイランに、米欧側が歩み寄った形だが、イラン側が提案を受け入れるかどうかは不透明だ。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200511110010.html