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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/08
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1432.html
投稿者 white 日時 2005 年 11 月 11 日 21:36:53: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/08

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106627196?page=1#106627196

2005/11/11 (金)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版)      転送・転載可
  編集・発行 山本史郎 
  webサイト 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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         ※ 今日紹介する主な内容 ※

2005年11月8日付 
 ◇カイム: 米軍が9時間の猛攻、米軍の損害も多大
 ◇同 : 米スパイがシリア領に潜入、通信施設を爆破
 ◇同 : トラック爆弾で米兵5人死亡
 ◇同 : 米軍はカイムでの取材を全面禁止し攻撃続行
 ◇同 : 前日夜までに14人以上の米兵が死亡

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□イラク・レジスタンス・レポート 11月8日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 8 November 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1105/iraqiresistancereport_081105.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province

◇カイム: 米軍が9時間の猛攻、米軍の損害も多大
Powerful nine-hour US assault. US losses said heavy.

 イスラム・メモ 8日午後5時5分 カイム発

 8日午前6時から午後3時まで、米軍および傀儡イラク軍は、イラク・レ
ジスタンスが完全に支配する5地区へ執拗に突撃を試みた。

 同市内にいるイスラム・メモの通信員は、それら地域へのアメリカ軍の攻
撃には戦闘機から重砲、レーザー誘導ミサイルが投入されたが、(レジスタ
ンスの防衛ラインを)とうとう突破できなかったとレポートした。

 米軍の攻撃が集中したカマリヤ通りのレジスタンス支配地区では、第1波
の攻撃において米軍車両8台が破壊された。

 第2波、第3波の攻撃では米軍の損害規模を確認することができなかった
が、同通信員は米軍の損害が第1波の攻撃における損害よりも大きかったと
言い切った。彼はまた、25分の間に50発以上のミサイル、大砲、戦車砲
がレジスタンス陣地に降り注いだが、アメリカ軍はそれでもレジスタンスの
防衛ラインを突破できなかったと伝えた。

 レジスタンス側では、従来の砲・爆撃で目的を達成できないと、アメリカ
軍の攻撃部隊は慣例として毒ガスあるいは化学兵器を使用することを予測し
ていた。

 カイム発午後8時20分におけるイスラム・メモの速報では、少し前、米
占領軍の支配地域である市内北部を強力な爆発が揺るがしたと伝えられた。
その爆発は、米軍の前進にそなえて、レジスタンス戦士がそこから退却する
前に仕掛けておいた待ち伏せの一環だった−−レジスタンス・メンバーの証
言をイスラム・メモが報じた。爆弾とブービートラップを仕掛けた店舗および民家
は、レジスタンスが得意な攻撃手段である。 

 記事を書いている時点で、厚い煙が雲状に立ちのぼってカイム北部の陣地
をおおったが、それ以上の詳細は判らなかった。


◇米スパイがシリア領に潜入、通信施設を爆破
US agents infiltrate Syrian territory to blow up Syrian communication tower

 イスラム・メモ 8日午後8時25分 カイム発

 イラクとシリア間の通信を遮断しようとして、米軍はシリア・イラク国境
に建てられたシリアのセルラー・フォン通信施設を破壊した。

 カイムのイスラム・メモ通信員は、米軍は裏切り者を使って通信塔を破壊
したというカマル周辺の国境地帯に住むシリアの遊牧民の証言を報道した。

 シリアのセルラーフォン・サービスはカイム住民によっても広く積極的に
利用されていて、イスラム・メモ通信員がレポートを送信する1時間前に遮
断された−−同通信員が伝えた。身元不明の人物がシリア領内に潜入し、電
話通信施設を爆破した。

 このレポート内容は、米軍のカイム攻撃を逃れて国境近くで生活している
多くのイラク人によって確認された。


◇カイム: トラック爆弾で米兵5人死亡
Five US troops reported killed in truck bombing

 8日朝の午前9時30分、シリア国境の街カイム市中心部において、イラ
ク・レジスタンスの自動車爆弾が米軍車列近くで炸裂した。

 米軍攻撃が4日目となるカイム市に駐在するイスラム・メモ通信員は、道
路舗装に使われるカイム地方庁に所属する車両に爆発物が満載され、地方庁
の車庫近くに駐車していたとレポートした。車両は米軍パトロール舞台がそ
ばを通過するときに爆発した。

 その爆発で米軍の兵員輸送車1台が破壊され、乗っていた米兵5人が死亡
した。爆発の数分後、イラク・レジスタンス部隊が爆発現場に迫撃弾を撃ち
込み、他の米軍車両が現場に集まるのを足止めした。この弾幕による米軍の
犠牲については情報がない。


◇カイム: 米軍はカイムでの取材を全面禁止し攻撃続行
US offensive continues as Americans ban all independent journalists from working

 8日付のクドス・プレスは次のように伝えた−−国際ニュース機関が沈黙
しているなかで、国境の街カイム市と周辺のフサイバ、バフズ、カラビラ、
ルンマナ、サダー町に対する米軍の攻勢が8日(火曜日)も続行された。米
軍は米国メディア向けの2、3の取材を除いて、すべての独立系ジャーナリ
ストがその一帯で取材することを禁止した。

 他方で、米軍は米国がデッチあげたイラク政府系のアル・イラキーヤTV
の「エンベッド取材」記者を伴っていた。

 クドス・プレスの記者は市外にいて、米軍の攻撃部隊から市内に入ること
を禁じられた。記者は市内にいる住民との電話でのみ、カイム市でのできご
とを取材することができた。しかし同記者は、米軍機と大砲による砲・爆撃
が5日の明け方から続いていると伝えた。

 市内に住む目撃者であるジャマル・イブラヒム・アッ・ラウィは、クドス
・プレスに、レジスタンスは市内への米軍の攻撃をはね返しており、一般居
住者のほとんどが避難した今では、いっそう活発に戦っていると証言した。
アッ・ラウィは、レジスタンスが繰り返し米軍の攻撃に反撃してきたので、
アメリカ兵はまだ市内中心部に突入できないでいると話した。

 一方、イラク政府の高官ムハンマド・アル・アクサリは、アメリカ軍の爆
撃と攻撃は占領当局によって12月15日に計画された「選挙」まで続くだ
ろうと語った−−クドス・プレスが占領下のバグダッドからレポートした。


◇カイム: 前日夜までに14人以上の米兵が死亡
At least 14 American troops seen dead in al-Qa’im fighting by Monday night

 イスラム・メモ 8日午後4時55分

 前日7日は米軍が市内の多くの地域に突撃したのに、この日のカイムから
の報道は量的に制限されたものとなった。このことについてイスラム・メモ
は、アメリカ軍の進撃によって通信員(記者)3人のうち2人が身を守るた
めにその地域から外に出なければならなくなったと説明した。もう1人の通
信員は危なくて衛星電話が使えなかった。衛星電話の信号は米軍によって頻
繁に傍受されていて、米軍機からの攻撃目標にされる。

 以下はカイム市から7日に届いた最後の記事である。

 7日午後6時、カイム市の東側入り口に終結した米軍は、市の東部および
北部に激しい攻撃を浴びせた。アメリカ軍の攻撃と砲・爆撃は1時間40分
続き、市内が非常事態にあるため、イラク・レジスタンスから許可を得て、
イスラム・メモ通信員は彼らの支配地域からジャナリストとしての取材活動
とレポートを追求すると報告してきた。

 この日の戦闘中に米兵14人が死亡したことが視認されたが、他にの多く
のアメリカ兵が死亡しており、またレジスタンス戦士の側もその明確な数字
を得られてない−−同通信員が書いた。

 レジスタンスの迫撃弾が着弾した地域の上空には厚い黒雲がたち昇るのが
見え、米軍ヘリがおそらく死傷者を回収するために飛来した。

 レジスタンス戦士36人を殺したというアメリカ軍の主張に反して、今ま
でのところ、カイムで戦死したレジスタンス戦士の数は両手の指で数える範
囲内だと同通信員が記した。


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イラク・レジスタンス・レポート
 日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
    イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
 英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
    Iraqi Resistance Report : 
    Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
    member, editorial board, the Free Arab Voice 
 イラク情勢ニュース URUK NEWS
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
 メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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