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□「鋼のカーテン」作戦/ダール・ジャマイルのイラク速報 (後半) [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001057;jsessionid=95k1rj51g1
URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/11/10(木)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆「鋼のカーテン」作戦 (後半)
☆ファルージャでの隠された虐殺
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☆★「鋼のカーテン」作戦 ダール・ジャマイルのイラク速報
Operation“SteelCurtain”
DahrJamail'sIraqDispatches 2005年11月7日
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http://dahrjamailiraq.com
2005年11月7日
「鋼のカーテン」作戦 (後半=前回からつづく)
ここの状況はカイムとは異なっていた。アメリカ兵とイラク兵が路上のい
たるところにいた。車の検査はもうおこなわれていず、ID(身分証明書)だ
けがチェックされた。新しい攻撃の痕跡が建物のあちこちや、人々の表
情、そして疑い深い目つきに見てとれた。
だが同じ話も耳にした。水と電気、電話、道路はみな遮断(しゃだん)さ
れていた。この都市は2005年10月に爆撃が始まる前まら包囲され、そ
れは18日間におよんだ。多くの民家が破壊され、大勢の家族が難民キ
ャンプへと避難し、イスラム法学者協会のハディッサ地区事務局長とその
息子を含む多くの人々が拘束された。
総合病院は10日間占拠された。病院長(彼も医師)と医者一人が乱暴
に殴られ、それから1週間も病院のなかで拘束された。多くの学校と事務
所は今でも占拠されている。すべての民家が襲撃され、なかには1日に2
度も襲われた家もあった。すべての兵器が個人的な護身用のものも含め
て没収された。行政機関も事務所もなく、学校も、仕事も、市場も・・・なく
なってしまった。「ハディッサは廃墟となった」−−住民は皮肉をこめてこ
う繰り返した。
ハディッサ総合病院のワリド・アル・オベイディ院長(医師)とこの地域で
唯一の外科医であるジャミール・アブドル・ジャバル医師は1週間拘束さ
れ、ひどく殴られたうえに、アメリカ兵によって将来同じめにあうことになる
ぞと脅された。
ワリド医師は次のように話した: 「2005年10月5日の朝、彼らは自宅
にいた私を家族の目の前で捕らえると、ハディッサへの前回の攻撃期間
中、目隠しをして両手を後ろにまわして縛(しば)った。彼らは病院を8日
間占拠し、病院を自分たちの役所替わりにした。一日目、彼らは私の目、
鼻、背中、両手、両足・・・を殴りつけた。顔は血まみれになった。また出
血しそうだったので、顔を洗うこともできなかった。彼らがヒモをほどいた
とき、事態が呑みこめなかった。彼らは午後まで私を尋問した。あとにな
って、自分が病院の一室に拘束されていることが判った。その後、彼らは
私の両手を体の前で縛り、二日間そのままにした。そのあと薬局に連れ
て行かれた。彼らはテロリストを治療したと私を避難し、患者の名前を言
えと要求した。」
「私は相手の身元や政治的な立場にかかわらず、たとえそれが(イラク
の)国家警護隊だろうと(実際にそうした経験がある)、アメリカ兵だろう
と、医者としての誓いにしたがって患者を治療すると答えた。それに、たと
え私がゲリラを治療したくないとしても、彼らはマスクをして武装している
のだから、私には選択の余地はない。言われた通りにするだろう、と。2
〜3日後、1人の米兵が部屋に入ってきて、何も言わず私の顔を蹴りつ
け、そして立ち去った。」
20年の経験を持つ外科医のジャミル医師も、同じように拘束され乱暴
に殴られた。私たちが彼に会ったとき、22日がすぎていたが、彼の顔に
は青アザが残っていた。鼻は折れていた。
彼は言った: 「彼らは私の目と鼻を殴り、アゴを軍靴で蹴りあげた。三
つ数えたあとに白状しなければ射殺するぞ、と、彼らの1人が脅迫した。
彼は数えはじめ、3まで数えると、銃をクルッとまわして、台尻で私の後頭
部を殴りつけた。難易弛緩も私は動けず、意識がなかった。彼らは家族
を虐待するぞと脅した。どういうわけか、彼らは地を流している私の写真
を撮り、シャッターの音が聞こえた。」
2人の医者はどちらも、白状しなければこの後も同じ目にあうことになる
ぞと脅された。拘束されたことをメディアに通報することには警告を受けて
いた。2人はまた、病院の反対側の壁に米国を敵視するスローガンを書
いたのは誰だと追及した。(そこには反対側とは違ったスローガンが書か
れていた。)『治療したゲリラの名前は?』、『病院のコンピューターにある
遺体の写真は何だ?』と尋ねられた。
ワリド医師は、病院の外壁に落書きした者は知らないし、ゲリラは覆面
をしているので氏名は判らないと答えた。そして死者の写真は見覚えの
ない人々で、それは戦闘のあとになって発見されたと説明した。
彼はさらに説明した−−「私たちは死体をいつまでも保存できない。十
分な冷凍設備がないからだ。だから2ヶ月たつと、写真を撮ってから埋葬
する。そうすることで死者の家族が尋ねてきたときに、死体の写真を見せ
ることができるのだ」と。
国連と国際的な人道団体、WHO、国境なき医師団・・・そして関心をも
つすべての人々がなんらかの支援を呼びかけており、多のイラク人医師
も、今後同じことが繰り返されないように訴えている。ワリド医師とジャミ
ル医師は、将来、まら拘束され殴られる目にあうかもしれないと覚悟して
いる。そして彼らは、アメリカ軍がハディッサを攻撃するたびに、病院を占
拠したり破壊したりするのを止めるように要求している。彼らはまた、イラ
クの当局が自分たちを保護してくれないと考えている。
攻撃後は病院がほとんどすべてのセンターとなった。救援物資の配給、
電気と水道の修理、燃料・・・その他もろもろ。ワリド医師はそれらの詳細
にわたって手配し、救急車のスタッフを派遣しなければならなかった。あ
る米軍将校がワリド医師に米軍についてどう思うかと尋ねたので、ワリド
医師は、「君たちは占領軍だ。君たちが友人であればと望んではいるが、
こんなやり方では不可能だ」と答えた。
「われわれがここにいるのが良くないのか?」と将校は再度質問した。
「そうじゃない」とワリド医師は言った。 「自分の格好を見てみろよ。軍
服を着て重武装している。君たちの姿が子どもたちを怖がらせる。恐怖
心をまきちらしているんだ」。ワリド医師は殴られ辱められたことへの謝罪
と弁償として、30ドルが提供された。「私はどうすべきか判らないが、そ
れを拒否して面倒を起こしたくないし、かといって、受けとることもできな
い。だからその弁償金は清掃スタッフに与えた」。
アメリカ兵の1人はワリド医師に、米国内でこんな狼藉(ろうぜき)が起
こったときに支払われるべき補償金なら、ハディッサの都市全部を買いと
るだろうな、とささやいた。
米兵たちはあらゆるところにいた。(病院では助手室が取調室になっ
た)。彼らはどの民家も2〜3時間占拠した。彼らの姿は、四六時中、民
家の庭にも、屋根の上にも見かけられた。現在、彼らは8つの学校を占
拠し、教育庁も、浄水場も、裁判所も・・・、窓いっぱいに土嚢(どのう)が
積まれ、それらの施設は司令部となっていた。大勢の人々が所持品、お
金、文書・・・等々を襲撃中に没収され、どこそこで回収できると書かれた
一枚の紙切れを渡された。
(ダール・ジャマイルによって2005年11月7日に掲示)
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☆★ファルージャでの隠された虐殺
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◆米軍の刊行物でファルージャでの焼夷弾使用を確認
U.S.ArmypublicationconfirmsUnitedStatesusedincendiaryweaponin
Falluja
http://rawstory.com/news/2005/U.S._Army_publication_confirms_United_States_1109.html
◆ファルージャでの米軍使用兵器について恐るべきビデオ
ファルージャ=隠された大虐殺
InformationClearinghouse
http://www.informationclearinghouse.info/article10907.htm
帰還兵が認める: 死体は目の前で溶けていった
◆米軍は兵器としての白リン使用を認める
USArmyAdmitsUseofWhitePhosphorusasWeapon
http://www.dailykos.com/story/2005/11/9/164137/436
2005年11月9日
その通り。報告したのはアルジャジーラではなく、アルアラビヤでもなく、
他でもない米軍自身であり、彼らの刊行物においてだった。
・・・ 以下略
◆米軍のナパーム弾使用について/過去の報道から
USliedtoBritainoveruseofnapalminIraqwar:
http://www.informationclearinghouse.info/article9175.htm
IncineratingIraqis;thenapalmcoverup:
http://www.informationclearinghouse.info/article9307.htm
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▽関連記事
「鋼のカーテン」作戦/ダール・ジャマイルのイラク速報 (前半) [イラク情勢ニュース]
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1346.html
投稿者 white 日時 2005 年 11 月 09 日 16:42:36: QYBiAyr6jr5Ac