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ハアレツの興味深いコーナー『あなたの意見は?:フランスでの「インティファーダ」』
イスラエルの日刊紙ハアレツは、フランスでの「移民暴動」に関して、非常に興味深いコーナーを設けてくれています。Make your pointという読者の意見を公表する欄なのですが、ここに『フランスでの「インティファーダ」('Intifada' in France)』というテーマで意見を集めているものがあります。
最初のほうのハアレツの見解だけはここに貼り付けておきますが、意見欄のほうには非常に多くの各国からの意見が寄せられていますし、今後も増えるでしょうから、ここに貼り付けることはしませんので、興味のある方はハアレツの記事をご覧ください。
なお、『フランスと西ヨーロッパにとっての「フランス・インティファーダ」(the "French intifada," for France and for Europe and the West)』という表現には、シオニストの視点と願望があからさまに出ているようです。壁でも作れってのか?
また意見の欄をザッと見てみますと、たとえば
パレスチナの高官「インティファーダは占領地での民族運動であり、フランスは占領地ではない。この表現はイスラエルによる情報操作だ。」
米国のユダヤ人と思われる男性「フランスではアフリカ系の他にインドシナ系の人々も大勢すんでおり、日ごろから非常な差別を受けている。これは社会・経済的な問題だ。」
現在フランスに住むイスラエル人「ほとんどがイスラム。これがインティファーダでなければ、インティファーダとは何か。」
フランスのユダヤ人と思われる人「これはイスラム化とは無関係だ。インティファーダではない。」
イスラム系と思われるインド人「これは不満の爆発でありインティファーダとは無関係。」
イスラエル人「彼らの中にはイスラム教徒もキリスト教徒も無宗教者もおり、暴動は決して宗教的な理由ではない。」
などなど、様々な意見が寄せられています。しかし意外とこの「インティファーダ」というハアレツの表現に同調する人が少なく、明らかにユダヤ人と思われる人々からも反発の声が多くあがっているようです。
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'Intifada' in France
In an unexpected, perhaps ominous echo of U.S. travel warnings issued at the onset of the Palestinian uprisings, the American Embassy in Paris has advised tourists to exercise caution in the face of continuing demonstrations.
Rioting and arson, fueled by frustration and anger on the part of France's Muslim immigrant population, have spread unchecked for days.
French officials have been largely at a loss to deal with the crisis, torn between the risks posed by inaction, and the potential for backlash posed by a serious crackdown.
What is the significance of the "French intifada," for France and for Europe and the West as a whole? How should the French government respond? How valid are the grievances of the rioters, and what consequences may be expected from the violence?
【以下、省略】