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仏 警察がブロガー告発（コリエレ紙）〜サルコジ氏もブログで反撃
郊外小都市攻撃 3起訴
携帯電話 リアルタイムで攻撃指令
サルコジ内相、自身のブログとオンライン請願書で反撃 グーグルにリンク
パリ発 −「イル・ド・フランスよ集結せよ。エージェントに火を放て」、
「近くの警察署に行き放火せよ」。 フランス郊外蜂起のドラは、ブログと
SMS（携帯ショートメッセージ）で流れた。 オルトロープの若者の夜間襲撃を
組織した道具は携帯電話だった。 警察はこの方向で捜査を進めると発表。
最初の逮捕
数日前の捜査対象になったのは、02年に商業ラジオ局Skyradioが開始し、
たちまち若者の溜まり場（定点観測地）となったSkyrockで、最初の手錠は
そこでかけられた。
また別の日、南フランスのエクサンプロヴァンスで未成年ひとりを含む若者
3人がインターネットを通じて警察への脅迫と攻撃指令を出した疑いで逮捕
された。 Skyrockに設置された３つのブログは覆い隠され、逮捕者は人に
対する攻撃示唆と脅迫で最高7年の禁固の可能性がある。
サルコジ内相のウェブでの反撃
ウェブを使った反撃もある。 サルコジ内相は個人ブログと、内相の対暴動
行為への指示を求めるオンライン請願書により、インターネットを通じて
援軍を求めている。 グーグルフランスからリンクされた請願書のひとつ
には、ここ数日の無秩序状態の調査日程と、”サルコジ””banlieu”等の
単語が入力されている。 内相はまた、メッセージ「治安回復を求めて、
ニコラス・サルコジの警察を支援しよう」にリンクされる”燃やされた車”
”暴力””警察”などの単語も採用。 嘆願書に続く参照メッセージは、
「現在地方都市に放火をしているギャング団のフランス共和国に対する力の
行使は、前代未聞の荒々しさで多くの人々の命を脅かすまでになった」。
数千のネット利用者がサルコジ氏の呼びかけに応えたが、Lh2 pur Yahoo、
Libération e i-Télé による世論調査では、サルコジ氏の対暴動行動が
拒否されたことを示している。
05年11月10日
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2005/11_Novembre/10/fuoco_internet.shtml
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サルコジ内相のブログ
http://www.corriere.it/openxlink.shtml?http://sarkozyblog.free.fr/
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フーリガンによる大小暴動が毎週のように起こるイタリアですが、中には官製と
しか思えない、少なくとも大手メディアがその方向で報道しているものもあります。
そのひとつ、ローマ・オリンピコ競技場内外で起きたものを記憶で書きます。
シーズン終盤の順位を決める重要な試合の10日前、ベルルスコーニ首相が
「ローマで暴動が起きるかもね」と発言。
警察、機動隊2千人と対暴動訓練を受けた警察犬による厳重な警戒の中で
試合が開始される。
まもなく「スタジアムの外でローマファンの少年が警察車両にひき殺された」
とのメッセージが携帯電話で広まり、観客席が騒然となる。
警察はデマであると何度もアナウンスするが、混乱は広まる。
フーリガンのひとりがフィールドに侵入し、ローマのキャプテンを呼びつける。
「試合を続けてはダメだ。警察がファンの男の子をひき殺したんだぞ」
「警察はデマだと言っている」
「あいつらを信じてはダメだ。男の子の両親と話した」
（その時点で地元球団のローマは1点差で負けていた）
主審と警備責任者、試合続行を決定。
しかし、試合成立時間が過ぎて間もなく、ガリアーノ・イタリアサッカー協会
会長（ベルルスコーニ首相の部下）が主審に電話をかけ試合中止を命令。
（越権行為の疑い）
自動的にローマの負けとなり、ファンが暴れだす。
テレビ生中継でそれを見た若者が参加。
スタジアム内外で放火、商店への投石、暴行、機動隊への石や火炎瓶の攻撃が
一晩続く。
首相の前振りは、ファン・警察間の緊張状態を招いた。
扇情的なデマ、携帯電話、雇われ煽り屋、介入のタイミングが連鎖して大規模な
暴動に発展した。
目的は’様子見の実験’ではないかと思っています。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。