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【エルサレム=佐藤秀憲】イスラム原理主義組織「ハマス」最高幹部のマフムード・ザハル氏は9日放送されたイスラエル放送とのインタビューで、パレスチナ占領地の解放につながることなどを条件に、「(イスラエルと)議論することは可能だ」と言明、イスラエルとの和平交渉に応じる意向を表明した。
対イスラエル武装闘争路線を掲げるハマスが、政治闘争路線への転換を模索し始めたことを裏付ける発言として注目される。
ザハル氏は和平交渉の条件として、8000人とも言われるパレスチナ人被拘束者の釈放や、イスラエル軍の攻撃によって破壊されたパレスチナ自治区の再建を挙げた。
ハマスは1987年の創設以来、イスラエルの国家としての存在を否認、そのせん滅を目指し自爆テロを含む武装闘争を主導、イスラエルとの対話を拒否してきた。
しかし、世論調査によると、パレスチナ住民の56%が自爆テロに反対を表明、武装闘争路線への風当たりが強まっている。
(2005年11月10日0時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051109i319.htm