★阿修羅♪ > 戦争75 > 1379.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: テロ容疑者の拘束延長、英下院が否決…与党議員も造反 (読売新聞) 投稿者 彗星 日時 2005 年 11 月 10 日 14:21:05)
2005.11.10
Web posted at: 11:04 JST
- CNN
ロンドン(CNN) 英下院は9日、反テロ改正法案の一部を否決した。ブレア政権発足の97年以来、下院が政府提案を否決するのは初めて。
英下院は、反テロ改正法案のなかで、テロ容疑者を起訴する前の勾留(こうりゅう)期間を現行の最大14日から最大90日に延長するという規定を、322対291で否決した。与党・労働党議員が少なくとも41人は造反した形になる。拘束期間の延長は、7月のロンドン地下鉄バス爆破テロを受けて提出された政府法案の、最重要項目だった。
下院はこの後、起訴前勾留期間を最大28日に延長する規定を賛成323、反対290で採択した。
自ら改正法案を強力に後押ししていたブレア首相は本会議場で、首を振りながら否決の結果を聞いていた。
採決前にブレア首相は下院本会議を前に、「この国は警察国家ではない。しかしこの国は実際に深刻なテロの脅威に直面している」と、法案改正の必要性を訴えていた。
首相は否決後も、「起訴前勾留最大90日」の規定は警察の要請を受けたもので、これを改正法案に盛り込んだのは正しい判断だったと主張。「間違ったことをして勝つよりも、正しいことをやって負ける方がいい」と強気の姿勢を崩さなかった。
一方で野党・保守党のハワード党首は、ブレア首相の影響力は「ほとんど見えないくらいに消えてしまっている。今回の採決結果は、首相が与党内の支持を失っていることをあからさまにした。首相は自らの地位について考える時だ」と辞任を求めた。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200511100003.html