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アトランティスト兼フレンチネオコンとサルコジ、そしてメディアキャンペーン「テロとの戦争」フランス版
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1319.html
投稿者 サラ 日時 2005 年 11 月 09 日 03:26:54: qRuhp5/W./QMw
 

(回答先: 暴動を起こしているのは「北アフリカからの移民」とかイスラム教徒というレッテル張りからしておかしい 投稿者 サラ 日時 2005 年 11 月 09 日 02:12:48)

レゾボルテールの10月7日号をあらためて読み返すと、偶然にしてはできすぎるほど、メデイァのほうでも着々と「パリにテロがくる、狼が来る!」と騒いで準備していただけに、今起きている「暴動」でホクホクでしょう。第一、覆面をした人間が登場して車をあれだけいっぺんに焼くなんて、普通の移民の子供達だけの力でできるわけがない。この「暴動」の後ろにはヘリテージ財団関係者とフレンチネオコンとメディアがいます。

このレゾボルテールの中に出てくる「リベラシオン」のキャンペーンですが、確かあそこは経営難でロスチャイルドが入ってきたはずです。だから68年5月革命やサルトル達の時代とはもう完全に性格が違うメディアになったと私は認識しています。

【要約】レゾ・ボルテール 2005年10月7日号

恐怖による戦略
フランス:「テロとの戦争」がキャンペーンに入る
セドリック・ウーゼ

巧妙なメディア操作屋である内務大臣ニコラス・サルコジ、ピエール・ラルーシュ代議士、そしてアンチテロリスト判事のジャン・ルイ・ブルギュイエール等が「テロとの戦争」キャンペーンをフランス大統領選挙のプレ・キャンペーンに導入した。第3国営放送と航空機のダッソー社がその演出に一役買っている。

フランス右翼で現政権のUnion Pour un mouvement populaire(UMP)(人民運動連合)の中でも最もアトランティスト(大西洋同盟派)の一派は現在「テロとの戦争」を選挙キャンペーンのテーマとしてフランスメディアの中で展開している。パリにていずれイスラム教徒による重大な事件が起きるかもしれないという仮説はフランスメディア界において大々的に取り上げられたが、これで得をするのは二人の人間、すなわちパリのUMPの代議士であり、かつNATO会議の議長であるピエール・ラルーシュとUMPの議長であり現在内務大臣であるニコラス・サルコジである。

2005年9月6日、フランスの公営放送フランス3は2002年9月にすでに準備されていた「テロリスム、核の脅威」というドキュメンタリーを再放映した。これはフランス3とアジャンス キャパのためにヘシ・カルメル、ジャンマルク・ゴナン、そしてリシャー・ピュエによって作られたものだ。ジャンマルク・ゴナンはフィガロのジャーナリストであり、リシャー・ピュエはアジャンス キャパのジャーナリスト。そしてヘシ・カルメルはイスラエル人の独立系ジャーナリスト(エクスプレッスの前リポーター)であるが、何よりも、モサドの旧副長官である。このドキュメンタリーは米国の、主に民主党系の人間達と、特にサム・ヌン(Sam Nunn)元上院議員で核脅威イニシアティブ(Nuclear Thereat Initiative)という、核テロの脅威に関するプレゼンテーションを活発に行っている組織の共同議長の証言に基づいて作られている。

(中略)

2005年9月10日には、ピエール・ルルーシュはル・フィガロの中で社会党のパリ市がテロ攻撃に対してなんらの準備もされていないと非難した。彼は米国当局の対テロ専門家たちとの密接な関係で、この問題のエキスパートであること示したが、ルルーシュ氏は実際米国共和党のサークルにかなり近い人間である。さらに彼はフランスが対イラク戦争に参加しなかったことを、ヘリテージ財団の前で糾弾することを躊躇しなかった。フィガロがこの文章を採用したのは偶然ではない。というのはこの保守新聞の株主はダッソーグループだからだ。ルルーシュ氏はオリビエ・ダッソーとアトランティス派の企業家と政治家達による連合であるCercle Internatinal(国際サークル)を作ったが、パリのこの代議士は週刊「ヴァロー・アクチュエル」の執筆者でもあり、1998年以来、この週刊誌はこの企業が株主である。

(後略)

という訳で、大統領選挙を目指して、このサルコジ氏という右派政治家はフランスの軍産と米国タカ派の協力を得たメディアと一大、アンチテロキャンペーンを9月からせっせと繰り広げてきていたという模様です。どうも、自作自演のにおいがしてしょうがありません。
http://www.voltairenet.org/article129522.html

The strategy of fear
France: The “war on terror” makes its entrance into the presidential campaign
by Cédric Housez*

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