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【ワシントン=秋田浩之】ラムズフェルド米国防長官は7日、2006年半ばから2年間かけて、イラク駐留米軍の交代要員として約9万2000人を派遣すると発表した。現行の約16万人を大きく下回るが、情勢に合わせて上積みする可能性がある。米国内にはイラク撤退論が出ているが、08年半ばまでは最低でも9万人強を駐留させる方針を示した格好だ。
国防総省によると、交代要員として派遣する9万2000人のうち、2万6000人は州兵・予備役、残りを現役兵で構成する。第一、第2、第34の各歩兵師団や第82空挺(くうてい)師団などの一部をイラクに振り向ける計画だ。
米国はイラク駐留米軍の「通常規模」を約13万8000人に設定している。12月に予定されるイラク本格政権への移行に向け、現在は一時的に約16万人に増えているが、来年初めに通常規模に戻す予定。米国は今後の駐留規模の見通しは明らかにしていないが、08年半ばまでに9万2000人しか派遣しないとすれば、段階的な規模縮小が予想される。 (11:52)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051108AT2M0800Z08112005.html