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ディック・チェイニーのチームがイラクにおける拷問にお墨付きを与えたことで非難される
『ル・モンド』ウェブ版 2005年11月3日
ディック・チェイニー米副大統領の事務所が、アメリカ軍をしてイラクとアフガニスタンで捕虜を拷問するよう仕向けた指示の元凶であると、木曜日、国務省の元高官が証言した。
コリン・パウエル元国務長官の長官室長だったローレンス・ウィルカースン(Laurence Wilkerson)陸軍大佐は、公共ラジオ(NPR)の電波で、一連のメモと、ディック・チェイニーの仲間が国防総省に宛てた拷問を正当化する指示の痕跡を発見したと言明した。この指示は、米軍はこのような行為を禁じたジュネーブ条約を尊重するよう求めたジョージ・W・ブッシュ大統領の指示と反するものである。
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彼は、国務長官だったパウエル氏が、アブグレイブ収容所のスキャンダルの後、どうして拷問がアメリカの政策の道具になったのかを調べるよう彼に求めたと付け加えた。
『ワシントン・ポスト』は先週、チェイニー氏が最近上院で、外国人に対する拷問を禁止する法案を尊重する義務からCIAだけは免除すべきだという発言をしたことを暴露している。
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他方ウィルカースン氏は、ジョージ・テネット元CIA長官は、イラクにおける大量破壊兵器の存在や、サダム・フセインがそれを配備しようとしていることは疑わしいという情報をディック・チェイニーの機関に伝える“勇気がなかった”と語った。