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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(6日)パレスチナ少年の臓器をユダヤ人に移植
★(7日)聖霊降臨の部屋がキリスト教の管理に?
★(8日)閣僚人事でまたリクード反主流派が反乱
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2005年11月6日(日)
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*ハデラでの自爆テロで重傷を負っていた66歳の女性が死亡。自爆テ
ロの犠牲者は、これで合計6人に達した。(P,H)
*リクードの反主流派と主流派が調整委員会を設置することで合意。も
し妥協が成立すれば、来年の総選挙まで政権は安泰になる。(P,H)
*労働党主選の投票日となる水曜は好天の予報。高投票率が予想される
ため、ペレス現党首に有利か。(P,H)
*北部国境で国防軍がレバノン側の空地を砲撃。牽制が目的で、本格的
な攻撃を行うつもりはないと、国防軍は説明している。(P)
*国連のアナン事務総長がイラン訪問を中止。アフマディネジャド大統
領のイスラエル抹殺発言で世界から非難が集まっているため。(P)
*エジプトとガザ間にあるラファ検問所でのEUの監視体制について交
渉が進行中。EUは象徴的な監視を行う考えだが、イスラエルは実務
レベルでの介入を求めており、意見は大きく食い違っている。(P)
*先月にオランダで逮捕されたテロリストが、エルアル航空機の撃墜を
目指していたことが判明。「オランダ政府はブッシュを支持する十字
軍」等と語るビデオ演説がインターネットに公開されていた。(H)
*玩具の自動小銃を持っていたため国防軍に頭を撃たれ死亡したパレス
チナ人少年の臓器がイスラエル人に移植された。少年の家族は「ユダ
ヤ人もアラブ人も同じ人間だ」と語っている。(P,H,I)
*メギド監獄の拡張工事現場で、3〜4世紀の教会遺跡を発見。イエス
・キリストの名と魚のモザイクなどが発見された。メギド(ハルマゲ
ドン)は預言により世界最終戦争の舞台と言われる場所。(P,H,I)
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2005年11月7日(月)
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*ハマスの自治政府選挙への参加を認めないことを、イスラエル政府が
閣議決定。イスラエル殲滅を綱領とする武装集団が選挙に参加するこ
とは容認できないとの理由による。(P,H,I)
*カッサムロケット砲がガザ内部に着弾し、パレスチナ人が重傷。テロ
組織は最近、国防軍の報復を避けて遠くから砲撃を行うようになって
おり、砲弾の8割はガザ内部に着弾している。(P,H)
*違法入植拠点アモナの建築物を来年1月までに強制撤去するとモファ
ズ国防相が宣言。10年前に設置されたこの拠点には、30家族が永
久建築を建てて暮らしている。(P)
*労働党主選で勝ち目が無かったビルナイ氏が立候補を辞退。これで事
実上はペレス現党首とペレツ議長の一騎打ちとなった。(H)
*右派政党のNRPとNUが合併すれば国会で21議席が確保できると
最新の世論調査。右派は現在、小党乱立となっている。(P)
*アルアクサ殉教団が、パレスチナの武装組織として初めて、イラン大
統領のイスラエル抹殺発言を支持する声明を発表。(P,I)
*エルサレムの新型路面電車の工事を中止させるよう、自治政府がフラ
ンス政府に要求。路線の一部が東エルサレムを通っておりジュネーブ
協定違反だとの理由。工事はフランスの企業が受注している。(P)
*聖霊降臨があったとされる部屋の管理をイスラエルがバチカンに引き
継ぐ予定だと、複数のヨーロッパ紙が報道。外務省は否定しているが、
すでに宗教勢力からは激しい反発が出ている。(H,7)
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2005年11月8日(火)
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*リクード反主流派の反対で、首相が提案した3件の閣僚人事案が国会
で否決。首相は直ちに蔵相を含む2件だけの閣僚人事を再提案し、承
認された。首相は反主流派に対する制裁を示唆した。(P,H)
*EUの外相会議で、ラファ検問所の監視に協力することが決定。しか
し、自由通行を求めるパレスチナと、テロリストの侵入を阻止したい
イスラエルとの間で意見は大きく食い違っている。(P,H)
*シリアとの和平によって、ゴラン高原から撤退することは無いとシャ
ロン首相が国会の外交防衛委員会で証言した。(I,H)
*パリで発生したイスラム教徒とアフリカ系住民による暴動で最初の死
者。暴動はEU各国に飛び火する気配を見せている。フランス政府は
夜間外出禁止令の発令を準備中。(P,H)
*イスラエル抹殺発言で国際的非難を浴びたイランが、独自の中東和平
案を発表。難民を含む全パレスチナ人の住民投票などが内容。(P)
*アルジェリアで開催される情報化社会サミットにシャロム外相が出席
へ。アルジェリアとイスラエルの関係改善を反映したもの。(H)
*政府はアラブ系市民の職員を増加させるべきだと、左派政党メレツの
ビルナイ氏が最高裁に訴えを起こした。アラブ系市民は人口の20%
だが、政府職員の中ではわずか5%に過ぎない。(H)
*イスラエル人に対する世論調査で、世界的な反ユダヤ主義と戦うべき
だとの意見が92%。懸念を持つ人は女性の方が多かった。(P)
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関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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