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「イラクはアルカイダを訓練していない」 CIAゲート第二段か(コリエレ紙)
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1280.html
投稿者 kamenoko 日時 2005 年 11 月 08 日 04:05:19: pabqsWuV.mDlg
 

「イラクはアルカイダを訓練していない」CIAゲート第二段か(コリエレ紙)

 木曜より上院が調査開始
 情報局の報告書、戦争正当化に使われた偽情報
 CIAゲート第二段か?

ブラジリア発 -イラク戦争に導いた動機にまつわる論争が、ラテンアメリカ
訪問中のブッシュ大統領を追いかけてきた。 サダム・フセインが大量破壊兵器を
持っているとする最初の正当化根拠が崩壊後、独裁者がアルカイダに化学・生物
兵器の訓練を行っていたとする2番目のそれも崩壊した今、政権が情報を偽造したか、
偽造させたかの疑いが強まってきた。 ニューヨークタイムズ紙が公表した
カール・レヴィン民主党議員が提供した報告書により、ブラジルの反米抗議デモに
火がついた。 米大陸首脳会談中のホワイトハウスは、丸まったハリネズミの如く、
広報官を通じて「偽造はなかった。しかし調査中ゆえノーコメント」の談話を発表。

チェイニー副大統領のグル ルイス・リビーの起訴に繋がったCIAゲートの第二段か?
そうなる可能性はある。 レヴィン議員が発掘した報告書は、02年2月の日付でDIA
(国防情報局)が作製したものだ。 抜粋によると、アルカイダのリーダー格と
されるイブン・アル-シェイク・アル-リビ(Ibn Al Shaykh Al Libi)は故意に虚偽の
証言をした。 サダムがアルカイダに毒物の使用法を訓練しているとの証言だ。
DIA報告には、「収監者は兵器と地域の詳細に触れておらず、尋問者を故意に惑わして
いる可能性がある」と書かれている。 また「世俗主義のサダム政権は、イスラム
改革運動を信用しておらず、コントロールが効かないグループの支援は行わない」と
検証している。 この報告書を調べたCIAも、「情報元はこれらの訓練が実際に
行われていたかを知る状態にない」と懐疑的だ。

 ニューヨークタイムズは、ブッシュ・チェイニー・パウエル長官・ライス補佐官が
報告書に目を通していないと認めながらも、インテリジェンス全体がこの中身を
しっていたと主張する。 そして”ビッグ3”が開戦動機のひとつとなった化学・
生物兵器、独裁者とアルカイダの陰謀計画を取り上げるのを誰も阻止しなかったと
訴える。 02年10月ブッシュはシンシナティで宣言した。「イラクはテロリストに
有毒爆弾の訓練をしている」。 そして開戦に先立つ03年2月の国連会議における
スピーチで、パウエルは「アルカイダのリーダーより、イラクが大量殺戮兵器の
訓練を行っているとの情報がもたらされた」と述べている。 NYTは、リビが
1年後にグアンタナモに移送されたと指摘した。

 ジョン・ロックフェラー民主党議員はDIA報告書に触れて、911の自爆犯の
ひとりアッタがプラハでイラク人と会合を持ったとしたホワイトハウスの虚言を
「嘘だと知りながら」と糾弾し、アルカイダ-イラクを軸とする911独立調査
委員会と上院委員会の報告書も信頼性にかけると主張した。 他の民主党指導者
たちは、収監者への拷問を禁ずる法律からCIAを免責とするチェイニー副大統領の
要求を、最終的にガレー船の監視人が聞きたいことを引き出すためとし、
問題視している。

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2005/11_Novembre/07/iraq.shtml「イラクはアルカイダを訓練していない」 CIAゲート第二段か(コリエレ紙)

 木曜より上院が調査開始
 情報局の報告書、戦争正当化に使われた偽情報
 CIAゲート第二段なるか?

ブラジリア発 -イラク戦争をもたらした動機にまつわる論争が、ラテンアメリカ
訪問中のブッシュ大統領を追いかけてきた。 サダム・フセインが大量破壊兵器を
持っているとする最初の正当化根拠が崩壊後、独裁者がアルカイダに化学・生物
兵器の訓練を行っていたとする2番目のそれも崩壊した今、政権が情報を偽造したか、
偽造させたかの疑いが強まってきた。 ニューヨークタイムズ紙が公表した
カール・レヴィン民主党議員が提供した報告書により、ブラジルの反米抗議デモに
火がついた。 米大陸首脳会談中のホワイトハウスは、丸まったハリネズミの如く、
広報官を通じて「偽造はなかった。しかし調査中ゆえノーコメント」の談話を発表。

チェイニー副大統領のグル ルイス・リビーの起訴に繋がったCIAゲートの第二段か?
そうなる可能性はある。 レヴィン議員が発掘した報告書は、02年2月の日付でDIA
(国防情報局)が作製したものだ。 抜粋によると、アルカイダのリーダー格と
されるイブン・アル-シェイク・アル-リビ(Ibn Al Shaykh Al Libi)は故意に虚偽の
証言をした。 サダムがアルカイダに毒物の使用法を訓練しているとの証言だ。
DIA報告には、「収監者は兵器と地域の詳細に触れておらず、尋問者を故意に惑わして
いる可能性がある」と書かれている。 また「世俗主義のサダム政権は、イスラム
改革運動を信用しておらず、コントロールが効かないグループの支援は行わない」と
検証している。 この報告書を調べたCIAも、「情報元はこれらの訓練が実際に
行われていたかを知る状態にない」と懐疑的だ。

 ニューヨークタイムズは、ブッシュ・チェイニー・パウエル長官・ライス補佐官が
報告書に目を通していないと認めながらも、インテリジェンス全体がこの中身を
しっていたと主張する。 そして”ビッグ3”が開戦動機のひとつとなった化学・
生物兵器、独裁者とアルカイダの陰謀計画を取り上げるのを誰も阻止しなかったと
訴える。 02年10月ブッシュはシンシナティで宣言した。「イラクはテロリストに
有毒爆弾の訓練をしている」。 そして開戦に先立つ03年2月の国連会議における
スピーチで、パウエルは「アルカイダのリーダーより、イラクが大量殺戮兵器の
訓練を行っているとの情報がもたらされた」と述べている。 NYTは、リビが
1年後にグアンタナモに移送されたと指摘した。

 ジョン・ロックフェラー民主党議員はDIA報告書に触れて、911の自爆犯の
ひとりアッタがプラハでイラク人と会合を持ったとしたホワイトハウスの虚言を
「嘘だと知りながら」と糾弾し、アルカイダ-イラクを軸とする911独立調査
委員会と上院委員会の報告書も信頼性にかけると主張した。 他の民主党指導者
たちは、収監者への拷問を禁ずる法律からCIAを免責とするチェイニー副大統領の
要求を、最終的にガレー船の監視人が聞きたいことを引き出すためとし、
問題視している。

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2005/11_Novembre/07/iraq.shtml

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