★阿修羅♪ > 戦争75 > 1268.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ファルージャ 米が民間人にナパーム(レップブリカ)〜伊国営放送が放映
*独立メディアでは既に伝えられていることですが、国営RAI放送と
全国日刊紙がついに大きく取り上げました。
事前予告が必要なほど凄惨な内容かもしれない。
記事・・・・・・
RAIニュースのショッキングな調査
化学兵器が使用されていた。帰還兵「体が溶けていた」
ローマ発 −米兵の間でウィリー・ピートの隠語で、科学用語では白色燐と
呼ばれる物質。 理論上は、暗闇で敵方を照らすために使用されていたはずが、
実際はイラクの反抗的な町ファルージャで科学兵器として使われていた。
戦闘員やゲリラに留まらず、非武装の民間人に対しても使われた。 アメリカは、
サダム・フセインを非難したのと同じ方法、禁じられた武器で殺戮を行った
責任を負うべきだ。
これが、戦争の最前線にいるある閣僚のベールをはぎ、RAIニュース24がイラク
戦争の暗部に光を当てた調査結果だ。
「ファルージャでは白色燐が使われるため、気をつけるようにとの命令を受けた。
軍用語ではウィリー・ピートと呼ばれ、肉体を焼き骨まで溶かすもの」。
RAIニュースが招いたシグフリード・ラヌッチ米イラク帰還兵の証言は続く。
「女性や子供の体が燃えるのをみた。 爆発する白色燐は雲の形態をとるため、
半径150mを破滅に導く」。
明日RAI3局で放映されるRAIニュース24の”ファルージャ、隠された惨劇”には、
イラクで戦った米兵たち、ファルージャの住民たちが証人として登場する。
「町に火の雨がふる。 燃えだすと色が変わるこの物質が住民を襲う。
我々が発見した遺体は異様だった。 体は燃えているのに、衣服がそのままだった
のです」。 ファルージャの生物学者モハマド・タリク・アル-デラジ氏の証言。
「ファルージャから避難してきた人々から、白色燐とナパームが使われた証拠を
集めた。 誘拐される前に会っておく必要があったの」。2月にイラクで誘拐された
マニフェスト紙のジュリアーナ・ズグレーナ記者が番組中で語る。 「すべてを
語りたかった。 でも私を誘拐した者たちはそれを望まなかった」。
RAIニュース24は番組中で、04年11月以降に収集した爆撃を受け、もしくは爆撃後
のイラク各都市のフィルムと写真も公開する。 04年12月に米軍が宣言したことの
反証として、(おそらく合法かもしれない敵方を照らす目的ではなく)無差別大量
殺戮を行う方法としてこの化学物質が使用された事実を示すものだ。
マウリツィオ・トッレアルタによるドキュメンタリーには、ファルージャの民間人、
女性や子供、就寝中を叩き起された人々に爆撃が与えた影響を示す劇的な画像も
含まれている。
番組はまた、80年に国連で民間への使用が禁じられた火炎物質、MK77と呼ばれる
ナパーム改良版がイラクで使われたことも明らかにしている。 米国は97年に
化学兵器の使用を禁じた条約に署名している。
”ファルージャ、隠された惨劇”は11月8日7時35分から国営RAI3局(
衛星Hotbird、スカイ/RAI3 506局)でオンエア。 再放送は翌日17時から。
05年11月7日
http://www.repubblica.it/2005/k/sezioni/esteri/iraq71/rainews/rainews.html