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妓生(キーセン)という言葉をご存知ですか。元々は朝鮮王朝の宮中に使える芸者のことを指していたらしいのですが、いまの韓国では売春婦のことです。
実は韓国ではついこの間、性売買特別法という法律ができて売春が非合法化されましたが、それ以前は日本人が韓国に行くというと大抵は「女目当てだろ」と言われるほど売春観光がメインの国でした。
今の安いブランド品やら韓国料理、韓国映像産業目当ての日本人女性の観光客が激増している韓国しか知らない人にはにわかには信じられない話でしょうが、事実です。韓国と言えば「売春・そしてカジノ」だったのです。もうそれだけ。あとはキムチのお土産くらいしか思いつかなかったです。当時の韓国と言えば。
そしてその妓生(キーセン)観光を裏で支えていたのが歴代の非民主的な軍事政権でした。もちろんその背後にはCIAとその手先であるKCIAがいたわけですが。
ところでその軍事政権下の韓国についてですが、ほぼ全ての日本のリベラル派は批判的でした。批判的という以上に北朝鮮以上の悪の国だと思っていたかもしれません。実際そうでしたし。国内の反体制派を虐殺し、ベトナム戦争でも米軍の支援を行い残虐行為を働く韓国軍事政権はとにかく日本国内では嫌われ者だったわけです。
しかるに、そのような実情があるにも関わらず、しきりに北朝鮮を批判し、韓国を誉める一部メディアも日本に存在しました。皆不思議に思ったものです。この偏向報道の背景は何なのか。CIAから金を貰っているのか。
そしてその時どこからか、その背景はこうであるという話が流れてきたのです。一部日本人ジャーナリストがKCIAのキーセン接待を受け裸で何をしている写真をすべて撮影され、それを元に脅迫されているという噂です。「誰々が脅迫されている」という固有名詞まであったという話もありますが、当時私か聞いた分には、特定はされていませんでした。
そして時代はかわり、日本では空前の韓流ブームです。ではそれらはKCIAのキーセン接待を受け脅迫された日本人ジャーナリストが必死に煽っているものなのでしょうか。
たぶん違うのでしょう。韓国では軍事政権が崩壊し、真に民主的な大統領が誕生し、軍事政権時代とはまったく逆の反米的思想をもった連中が政権近くにいます。そして当時のKCIA人脈は親軍事政権=現・ハンナラ党あるいは一部の与党保守系議員につながっています。もしKCIAのキーセン接待を受け脅迫された日本人ジャーナリストがいるとしたら、現ノ・ムヒョン政権・あるいは韓国反米運動への誹謗中傷に力をいれるのではないでしょうか。
しかも日本での韓流ブームについては、そのソフトの内容としてKCIA・軍事政権そして米国への露骨な嫌悪感を表現しているものも多数あります。KCIAのキーセン接待を受けたジャーナリストがわざわざそういうものを流行させようとするはずはありません。
ちなみにKCIAのキーセン接待話からは脱線しますが、性売買特別法で売春を禁止された韓国人男性の間では海外売春ツアーが大流行しているようです。保守系の新聞・朝鮮日報が特集を組んでその非道ぶりを糾弾しています。しかし恥知らずの連中からその記事に抗議がわんさか来てるとか。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/12/20050712000048.html
日本でも以前から海外売春ツアーが問題化してますが(昔韓国・今タイ・フィリピン)、そういうところで競うってのはほんとうに世界に恥晒してますね。日韓両国ともに・・・。