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ライス氏は強大な中国を望む
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投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 11 月 05 日 20:56:04: ilU7eLmFtsv5I
 

2005.11.05 Saturday
ライス氏は強大な中国を望む
Posted by Kaisetsu
http://blog.kaisetsu.org/?eid=231595

今後、米国の外交潮流は、ライス氏の台頭によって、微妙に変化すると考えられる。
(参考)
2005年6月30日時点の予測
http://blog.kaisetsu.org/?eid=36560
十五、保守陣営の分裂が顕著になる。小泉氏・竹中氏・安倍氏の実行した「田中派」出身者と、それを支持する財界人の粛清的な排除の論理は、第一期、ブッシュ政権中は、アーミテージ氏の光背効果によって、基本的に維持されたが、第二期ブッシュ政権に於いては、ポスト・モダンのライス氏が徐々に力を発揮しており、伝統的な米国のエシュタブリッシュメントの思考が強く反映し始めている。このため、米国の外交政策は、父親のブッシュ政権、民主党のクリントン政権時代に近い路線が展開されるだろう。しかも、より、緻密な現実主義と冷徹な合理主義による、政策立案と手段選択が行われつつある。

次の『ライス氏は強大な中国を望む』と言うライス氏の言葉は、実に良く、ポスト・モダン外交の特徴を現した言葉だ。

(引用)
ライス国務長官は、「就任直後の訪中となったのは、米国政府が米中の建設的な協力関係のさらなる発展を重視していることを示すため。米国は自信のある強大な中国を見たい。双方の対立点については建設的な相互尊重の立場から処理し、米中のさまざまな分野での協力の強化に努めたい」と述べた。また、「米国は一つの中国の政策を堅持し、米中による3つの共同コミュニケを順守し、台湾問題の平和的解決を希望する」と述べた。
http://www.people.ne.jp/2005/03/21/jp20050321_48524.html
(引用)

つまり、これもライス氏が良く使う(というより、ポスト・モダン的用語としての)「共通の価値」「共通の認識」を持つ国であれば、「自信を持って強力に政策」を推進するべきだ、という思想によっている。
この共通の認識は、個別、具体的な政策ごとであり、全体では無い。中国が、WTOに加盟したことが、この「共通の『価値認識』」の基礎である。
また、当然、「透明性」も要求されるであろう。

既に、日本は、相手にされない、存在である。
2005.07.12 Tuesday
ライス氏、6カ国協議再開で日本の貢献のみ言及せず
Posted by Kaisetsu
http://blog.kaisetsu.org/?eid=72709
◆今後の6カ国協議が、特に、米・朝の直接交渉に重点が移行し、さらに、ロシア・中国・韓国が一定の影響力を保持する形で進行する極めて明瞭なシグナル。日本、一国だけが、蚊帳の外に置かれ、最終的に、政治的影響力を行使できないまま、巨額の資金提供のみを強要される可能性が高まっている。

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