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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(2日)ホロコースト記念日で国連が全会一致
★(3日)ラビン首相暗殺事件から10周年
★(4日)自動小銃の玩具、少年の重傷を招く
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2005年11月2日(水)
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*1月27日を国際的なホロコースト記念日にするとの決議を国連本会
議が全会一致で採択。加盟国にホロコースト否定論に反対することを
求める画期的な内容。イスラエル政府は歓迎を表明した。(P,H,I)
*エジプトとガザ間のラファ検問所の管理をEUに委託する案を、閣議
で了承。ガザ経済の復興に向け、見通しが立った。(H,P,7,I)
*ガザのジャバリヤ難民キャンプで、アルアクサ殉教団幹部とハマス幹
部を国防軍がミサイルで殺害。両組織は報復を宣言しており、ガザ周
辺の国防軍は厳戒態勢を取っている。(P,H,I)
*ジェニン近郊でイスラム聖戦の幹部を拘束する作戦を行っていた国防
軍兵士が銃撃に遭い死亡。拘束に成功して家を出たところを、付近か
ら銃撃されたという。(P,H,7)
*イタリアのフィニ外相がイスラエルを訪問中。同外相と会談したシャ
ロム外相は、西岸地区でハマスの支配下にある自治体に対する援助を
控えるよう要請した。ハマスを孤立させるのが狙い。(P)
*パレスチナの武装勢力が来週にカイロで会談。イスラエルとの「停戦」
延長について協議する。エジプト政府はパレスチナ情勢の悪化を恐れ、
ハマスとイスラム聖戦に停戦延長を強く求めている。(P)
*132年のバルコクバの乱の時代の巻物をバルイラン大学のエセル教
授がベドウィンから3000ドルで買取り。しかし、考古学局に報告
せず私蔵しようとした疑いで、警察が捜査を行っている。(P)
*ヤッド・バシェム(虐殺記念館)が新映像センターを公開。ホロコー
ストに関連した様々な映像をコンピューターで閲覧できる。(P)
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2005年11月3日(木)
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*ラビン首相暗殺事件から10年となる今日、大統領官邸などで記念式
典。しかし、犯人のアミルには反省の色無し。最新の世論調査では、
また政治家が暗殺されるとの意見が84%に達した。(P,H,I,7)
*昨夜ガザ近くのモシャブに迫撃砲2発が着弾。建物や車に被害があり、
1人が負傷した。国防軍は発射地点に向けて反撃を行った。(P,H,7)
*米国のライス国務長官が、イスラエルのモファズ国防相と米国で会談。
長官は、自治政府のアッバス議長は直ちにテロ組織の取締りを行う姿
勢を示すべきだとの考えを示した。(P,H)
*エチオピアの内乱が激化し、現地で行われているユダヤ人の救援・帰
還作戦に影響か。首都はここ数日、混乱状態となっている。(H,P)
*カツァブ大統領はモロッコ国王をイスラエルに招待する方針を表明し
た。モロッコには多数のユダヤ人がいる。(H)
*返還されたガザの入植地跡が武装勢力などによりフェンスで区分され
不法占拠されている実態をアッバス議長が視察。自治警察の幹部も占
拠を行っているもよう。ガザ再開発に大きな支障か。(P)
*カバラの信者になったと非難されている歌手のマドンナが「カバラは
カルトではなく、誰にも害を与えない」と釈明した。(P)
*スペインのシナゴグの管理権と、聖霊降臨のあったとされるダビデの
墓の二階部分の管理権をユダヤ教とキリスト教が交換するとの報道を、
両者が否定。しかしバチカンの枢機卿は「もしそれが出来れば良いと
思う」と期待を表明した。(P,7)
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2005年11月4日(金)
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*閣僚人事でリクードの反主流派がシャロン首相と交渉中。9日までに
決着しないと国会が自動解散されるが、交渉は難航している。(P,H)
*西岸地区でのテロリスト逮捕作戦時に、自動小銃の玩具を持っていた
12歳のパレスチナ人の少年が撃たれて重傷を負った。(H,I)
*ヒズボラが北部国境で兵士や民間人の誘拐作戦を準備中。国防軍は非
戦闘員を前線から退避させて厳戒態勢を取っている。(P)
*米国を訪問中のモファズ国防相が、ハマスの自治政府選挙参加には干
渉しないと発言。しかし、テロリストとして手配中の人物が立候補し
た場合に、逮捕を見合わせる考えは無いと語った。(P)
*労働党首選の予想はペレス現党首40%、ヒスタドルートのペレツ議
長26%。他の候補者は15%未満だった。(P)
*EU各国で、イラン大統領の「イスラエル抹殺」発言に反対デモ。イ
タリアでは左派から右派まで幅広い支持が集まった。(H)
*ヘブライ大学のスポーツクラブが、地域住民の受け入れ時にアラブ人
を差別しているとの報道。大学は調査を約束した。(P,H)
*ハマスがダマスカスにある本部を他国に移すことを検討中。しかし、
ヨルダンとエジプトは拒否した。シリア政府が国際的な圧力を受け、
ハマスを追い出しにかかっているためと見られている。(H)
*宗教対話に尽力したAJCのローゼン師に、ローマ法王庁が騎士の爵
位を授与。正統派ラビがこの爵位を受けるのは史上初めて。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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