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□「テロと戦い、アルカイダを排除せよ」 イラクのシーア派指導者が呼び掛け [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1473398/detail
「テロと戦い、アルカイダを排除せよ」 イラクのシーア派指導者が呼び掛け
【アルジャジーラ特約4日】イスラム教のラマダン(断食月)が明けた3日、イラクのシーア派指導者、ハゼム・アル・アラジ師が集団礼拝の場で演説し、「テロとの戦いを強め、さらにアルカイダを排除するため結束しなければならに」と国民に呼び掛けた。
同国シーア派強硬派のムクタダ・サドル師と近い関係にあることで知られるアラジ師はまた、「(テロやアルカイダの)活動家たちは時にアンサル・スンナ(スンナ支援者)と名乗って行動を起こしているが、彼らは実際にはスンナ派の敵であり、十分な警戒が必要だ」とも訴えた。
さらにアラジ氏は、イラクでシーア派を標的にしているアルカイダ聖戦機構のザルカウィ容疑者を例に取りながら、「アルカイダ聖戦機構のメンバーと名乗る者はすべて背教者である」とも批判した。
ザルカウィ容疑者率いるアルカイダ聖戦機構は、ラマダン最中の10月29日からイラク国内でシーア派教徒たちを狙った自爆テロなどを相次いで起こし、過去6日間だけで同教徒71人が殺害された。
また、同聖戦機構は10月20日、在イラク・モロッコ大使館の外交官と運転手の計2人を拉致するとともに、最近、2人を処刑するとの声明を発表した。
これに対しモロッコ政府は「このような極めて野蛮な行為は許されず、拉致・殺害はイスラムの教えに背く。2人を即時解放すべきだ」と同聖戦機構に呼び掛けた。
また、拉致された外交官の妻はアルジャジーラの取材に対し、「イスラム戦士たちに訴えたい。夫ら2人は何もしていない。2人を今すぐ助けてほしい」と語った。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2005年11月04日16時37分