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【ワシントン吉田弘之】アフガニスタン駐留米軍基地内の収容施設から今年7月10日、国際テロ組織アルカイダの幹部、オマル・アルファルク容疑者が逃亡していたことが2日、明らかになった。AP通信などが報じた。同容疑者はインドネシア治安当局が02年、東南アジアを中心に活動するイスラム過激派「ジェマー・イスラミア(JI)」と連携していたとしてジャカルタで逮捕し、米当局に引き渡した。米政府はインドネシア側に同容疑者の脱走を通報していなかった。
同通信によると、アルファルク容疑者は他の3人とともにカブール北方のバグラム米空軍基地内にあるテロ容疑者収容施設から脱走。同施設にはアルカイダメンバーら約500人が収容されていた。
同容疑者はクウェート生まれ。90年代はじめ、アルカイダに参加。98年から逮捕まで、米同時多発テロ事件(01年9月)の首謀者、ウサマ・ビンラディン容疑者の指示で東南アジアに潜伏していた。
駐留米軍は今年8月、同施設から4人が脱走したことを発表したが、アルファルク容疑者の名前は公表していなかった。
ロイター通信によると、今週米テキサス州で開かれたアフガンでの収容者虐待事件の裁判で、弁護側が同容疑者を証人申請し、明らかになった。
毎日新聞 2005年11月3日 20時50分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051104k0000m030076000c.html