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ベネズエラ情勢:ボリバル革命に対する米国の静かなる介入【第1部:英文記事からの日本語訳】
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1110.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 11 月 03 日 07:57:32: SO0fHq1bYvRzo
 

ベネズエラ情勢:ボリバル革命に対する米国の静かなる介入【第1部:英文記事からの日本語訳】


ベネズエラと中南米情勢に関する英文記事を地道に日本語に翻訳して発表しているサイト、Emerging Revolution in the Southが、11月1日付で『ベネズエラに対する米国の介入の仕組み』と題する3部連載の翻訳を開始しました。

この記事は21世紀入ってからのベネズエラだけではなく、1970年代から米国がCIAやUSAID、NEDなどを通してどのようにラテンアメリカの国々を、暴力的な手口とともに「民主的な手段」を用いて従わせていったのかを、非常に解りやすくしかも詳しく解説しています。これが彼らの言う「民主主義」の実体です。

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http://agrotous.seesaa.net/article/8850039.html#more
ベネズエラに対する米国の介入の仕組み
3部構成の第1部
要約、CIA選挙介入、ベネズエラに対する雛形としてのニカラグア

(Emerging Revolution in the SouthのHP)
http://agrotous.seesaa.net/
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これは2005年9月9日にZ-NETに掲載された次の記事(英文)の日本語訳です。
http://www.zmag.org/content/showarticle.cfm?SectionID=45&ItemID=8705
How United States Intervention Against Venezuela Works
Part 1 of 3

そしてこのZ-NETの記事の元はVenezuelanalysis.comに9月6日から11日にかけて連載された次の記事(英文)です。
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http://www.venezuelanalysis.com/articles.php?artno=1548
Part 1:Analysis of Four USAID Contracts with Republican and Democratic Party Foundations in Venezuela
http://www.venezuelanalysis.com/articles.php?artno=1549
part 2:Use of a Private U.S. Corporate Structure to Disguise a Government Program
http://www.venezuelanalysis.com/articles.php?artno=1550
part 3: Analysis of Four USAID Contracts with Republican and Democratic Party Foundations in Venezuela
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さらに、これらの記事は元々はスペイン語で、2005年7月26日にスペインの情報誌Rebeliónに掲載された次の記事を、3回に分けて英文に翻訳したものです。

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http://www.rebelion.org/noticia.php?id=18132
La intervención silenciosa de los EE.UU. contra la revolución bolivariana
ボリバル革命に対する米国の静かなる介入
26-07-2005
Philip Agee
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したがって私の投稿では、元々のスペイン語の題名である『ボリバル革命に対する米国の静かなる介入』を見出として使用しています。


このRebeliónの記事は知っていたのですが、非常に長い文章である上に、ちょうど7・7ロンドン爆破事件に続く一連の事件が続いている最中で、個人的な事情もあって、ついついそのままにしてしまったものです。

これが英語に翻訳され、さらにそこから日本語に翻訳されているわけで、Emerging Revolution in the Southの翻訳スタッフの方々に敬意を表します。スペイン語からの翻訳が早急になされていたらもう少し早くお目にかけることが出来たのでしょうが、私一人の力ではどうにもなりません。

以下に、翻訳第1回のうちで、最初の「要約」の部分だけを貼り付けておきますので、続きは投稿の最後にあるUrlから入ってご覧ください。(関連サイトへのリンクもありますのでその方が良いと思います。)


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ベネズエラに対する米国の介入の仕組み
3部構成の第1部

〔How United States Intervention Against Venezuela Works
Part 1 of 3:Original Article in English/ZNet原文〕

フィリップ・エイジー〔Philip Agee〕;venezuelanalysis (english version);2005年9月9日


要約、CIA選挙介入、ベネズエラに対する雛形としてのニカラグア

要約

米国政府が、ウゴ・チャベス・フリアス大統領と彼を支持する政党連合を政権から追放する為に、ベネズエラの政治的反対派に有利となる、複数の作戦からなる計画を実行している事は周知の事実である。ビル・クリントンの政権により開始され、ジョージ・W・ブッシュの下で増大された、この計画に対する予算は、2001年の約200万ドルから、2005年には900万ドルに跳ね上がり、それは「民主主義を促進」し、「紛争を解決」し、「市民生活を強化」する活動として偽装されている。それは、ボリバル主義の革命的過程に終止符を打つことを決めた政治政党、NGO〔非政府組織〕、マスメディア、組合、実業家による、広範囲にわたる組織網に対する資金提供、訓練、助言、そして指導によって構成されている。計画は明確な短期・中期・長期の目標を掲げ、流動的なベネズエラの政治的過程の変化に容易に適応している。

ベネズエラにおける政治的介入の計画は、世界中で国務省(DS)、国際開発庁(〔US〕AID)、中央情報局(CIA)、そして米国民主主義基金(NED)とその4つの提携基金により主導された多数の計画の1つである。〔NEDと提携している〕それらの基金は共和党による国際共和研究所(IRI)、民主党による米国民主党国際研究所(NDI)、米商工会議所による国際民間企業センター(CIPE)、そして米国の主要な全国組合連合である米国労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)による米国国際労働連帯センター(ACILS)である。これに加え、この計画は提携した組織体の国際組織網の後援を受けている。

〔ベネズエラ首都〕カラカスにある米国大使館のAID役員と、同じくカラカスにあり、大使館の管理下にある3つの「私有」事務所、IRI(2000年設置)、NDI(2001年)、米国のコンサルタント会社のDevelopment Alternatives, Inc(DAI)(2002年)と呼ばれるAIDの請負業者を通して、様々な団体が彼らの作戦を実行している。上記の3つの事務所は、それらが資金を提供している多数のベネズエラ人受益者と共に作戦を進展させている。その資金源は国務省、AID、NEDそして、証拠はいまだ上がってないが、おそらくCIAから流出している。この最初の3つ〔国務省、AID、NED〕による作戦は何百という公文書に広範囲にわたり述べられている。その文書は、米国人ジャーナリストのジェレミー・ビッグウッド〔Jeremy Bigwood〕が、公開時には多くが黒塗りされるとはいうものの、政府文書を機密種別から外し公表することを要請する法である、情報自由法〔Freedom of Information Act〕により入手したものである。

米国介入計画のベネズエラ人提携者は、2002年4月のチャベス大統領に対する失敗に終わったクーデター、2002年12月から2003年2月までの石油締め出し・ストライキ、そして2004年8月の信任投票に関与していた。第一陣である彼らの3つの企てが失敗したことにより、上記の米国の諸組織は現在2005年と2006年のベネズエラ全国選挙のために計画を立て、組織している。この分析はこの計画がどの様に作用し、それが意味する危機を示すことにある。

【続きは下のUrlから入ってお読みください。】
http://agrotous.seesaa.net/article/8850039.html#more

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