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□占領軍に協力しイラクで狂奔するイランとクウェートの野望と今後 『前編』 [アラブの声ブログ]
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占領軍に協力しイラクで狂奔するイランとクウェートの野望と今後 『前編』
イラク抵抗勢力の合同組織、聖戦士中央司令部(MCC)は「我らのイラクはどこへ行く?」と題した、イラクの現状を分析し、今後の方向性を明らかにした声明第18号を発表した。
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最も慈悲深く、最も優美な神の御名において
抵抗する人々に告ぐ。神が忍耐と、希望を与えられんことを。本号はイラクの全ての息子たちに向けられたものである!
現在イラクには占領者とペルシャ人、近隣諸国の憎しみと嫉妬の波が押し寄せているが、今やいずれもが占領勢力と協力する計画を明らかにしている。
我々の判断は、ご存じの通り、イラク人が保有し、また作り出せる武器を用いた軍事的衝突こそが、唯一の自由への道だということだ。我々が第13号で明らかにした諸点から見て、それが正しい選択であり、政治の理解が欠けている人々、臆病者、アメリカが準備したイラク新憲法の承認を急ごうとする人々が発表しているものとは違う。
これから起こるだろうと我々が考えていることはこうだ。これまでは秘密だったイランとアメリカ政権間の協力が明らかとなり、最近では、コム(イランの宗教都市)の宗教家議員のイラン大統領選出がある。それからアメリカが樹立したイラク傀儡政権がテヘランの精神的かつ財政的なゴッドファザーを訪問した。ジャーファリー(イラク首相)と彼の部下どもは南部の代表でしかなく、(クルド人2大政党の党首)タラバーニとバルザーニ(二人を併せてターザンと呼ばれる)は北部の代表でしかないことを知っている!
彼らの将来計画は以下のようなものだ。
1- ブッシュがなし遂げたとして自国民に売り込める実績として、新憲法を公表し、批准し、そして新たな選挙といわゆる合法的な政府の創造というアメリカの要求の実現、イラクをエネルギー上でも、軍事的にもブッシュに売り渡すという用意された契約へ署名させることだ。
2- ギャング団の間で経営権と政治的権力を分配する(都市支配権の分割だ)。
3- 南部での治安状態を落ち着かせること、これでブレアが南部に駐留する軍隊の一部をイギリスに撤退させることが可能となり、それによってブレアがそれを勝利の達成として、イギリス国民とブッシュの国民に売り込めることだ。これこそが、イギリス政府が軍隊の一部を九月中に間もなく撤退すると主張している理由なのだ。
4- ブッシュとブレアは占領と軍隊への資金投入で余力が無いので、ギャング連に対する別の方法による財政支援が求められる。つまりイランとクウェートからの支援だ。アメリカ政権のおかげで国際的な石油価格が現在のように高止まりしている限り。
5- 占領を否定する全ての人々の殺害。彼等は人々を虐殺し、家を破壊し、新たな難民を生み出し、闘える年齢の連中を投獄し、さらなる監獄を建設する。
6- イランとの国境、特に今イランが石油を求めて掘削、採油している、マジヌーン油田地域についてのアルジェ合意の変更。
7- かつての戦争(彼等が停戦を拒否したのだ)の賠償金をイランに対して支払い、アメリカに提供するサービスの見返りとして、ナジャフのイラン人政治策謀家(シスターニ)を強化し、そして二つの国を経済的に結びつけるのだ。
ここで、政治的な支配についての常識は明らかだ! すなわち軍事的な力なしには政治的な力はありえず、このいずれも財政的な力なくしてはありえない!
『クルド人は一体何をやっているのか?』
彼等は愚かにも、アメリカがそこに永久に居座るという考えのもと、自分らの政治的支配下におかれるべきだと主張する地図を明らかにした。彼等は「アッラーの他に神は無し」と描かれたイラクの国旗を引き裂き、それを「太陽の真ん中のブッシュの他に神は無し」という旗と置き換えた。できる限りのものを手にし、忌ま忌ましいデール・ストッフェルから重火器を入手し、民兵組織のペシュメルガを軍隊に変えて、軍事大学を開設し、国防省、外務省、世界中の大使館を乗っ取った。
連中が優勢であり続けるには、財源を持たねばならないが、如何に!
- 歴史的正当性を捏造し、アラブ人とトルクメン人を町から無理やり退去させて、キルクークを自分達の都市だと主張するという愚かさ。石油は占領者の手中にあり、それは彼らの侵略の理由の一つなのだ。クルド人になど渡すはずがあるだろうか? 我々が侵略者を追い出した後は、石油は全てのイラク人のもので、
ギャングには渡さない。 もう一つのポイントは、キルクーク油田の寿命は短いことだ。
- クウェートは北部のギャング連中に対して財政支援を続ける。
- イランは直接的な財政支援から、北部への製品輸出に変わった。現金は南部にのみ流入する。これが、北部のギャング連中が国境でトルコから入る商品に輸入税を課している理由だ。彼等は地方税も徴収している。これは全て喉から手が出るほど欲しい収入を生み出すためだ。彼等は、密輸した石油と燃料を北からイラクに入るトラックに対して売り続ける。連中はまた、家電製品、自動車、装飾品、タバコ、紅茶をイランに密輸している。イラク軍の武器も忘れてはならない。偽造アメリカ紙幣が占領下のパレスチナ(連中はそれをイスラエルと呼ぶ)から入っているという証拠を我々は持っている。財務顧問は、いつもアメリカとシオニストに支援されている、盗人中の盗人、アハマド・チャラビだ。
- イラク人を殺すのに疲れ、休暇が必要なアメリカ兵士のストレス軽減のために、彼等は観光、娯楽と、小規模な貿易プロジェクトを始めた。バーレンやドバイで休暇を過ごす兵士は次第に減少している。(注: 彼等は北
部では車両や保護なしに歩き回れる。)
- 彼等はパレスチナからの偽造ドルで貿易を進めており、ドバイから金を購入し、それを隣国経由で中央アジア諸国に再輸出している。我々の調査では、これによってドバイではクルド企業が続々生まれており、バグダッド空港、あるいは彼等が早急に開港したがっている北部の空港経由の空輸でドバイからイラクへの金の輸出は増加した!この金は外交便経由でも運ばれている。そして資金はクルド人と外務省へと送り返される。
- 彼らはイラク省庁から、法外な価格で貿易と建設工事契約を得て、ヨルダンやクウェートの企業や、国際企業に与え、儲けを分け合う。特に便利なのは、大半のイラク銀行口座はヨルダンにあり、任命された王や他のイラクの敵たちの保護のもとにある。
イランのギャングや、ナジャフのペルシャ人宗教家(シスターニ)は何を企んでいるのだろう ?
武器を手にした兄弟たちよ、歴史を振り返って、過去にイランを支配した集団を分析してみよう。歴史上始めて、スーパーパワーの軍隊と財政支援という助力によって、イラクに対する彼らの計画を、遂行するさまを見るのだ。これこそ、なぜ彼等がブッシュとブレアと共にイラクを破壊しようという秘密の企みをしている理由で、彼等にはいずれも理由があるのだ。
政治的権力を握るため、眠っていた宗教家が突然目覚めたのだ!そして、イラクの様々な都市にある領事館や、イラン革命防衛隊、ドル、アメリカによってイラク人として任命された連中、ハキムやバドル軍団の短剣の助力で、分派主義に油をそそぎ、選挙に参加し、議席を獲得した!
彼等は、油断のならない残忍な連中や民兵を、軍や警察に転換し、さらに膨大な人数の失業者や食うや食わずの人々を雇ってアメリカの支援によって、地域で訓練し、役人として任命させたのだ。彼等は連中の撲滅運動の旗の元、イランとクウェートによる資金援助を受けている!
連中の、家の破壊、捜索、暗殺、わが人民の辱めしめ方、基本的な生活を維持するための仕事の奪い方は、一字一句がアリエル・シャロンの戦争犯罪教科書とレッド・ゾーン共和国(グリーン・ゾーン)に暮らすイスラエル人顧問によるものだ。
イラン人が内務省や国防省、他都市におけるこれらの関連組織を支配している。治安手段も奪われている。そして彼等は、それまで国として運営してきた人々全員を追い出した。こうして彼等は占領者による承認を得て、政治的権力を獲得し、治安を掌握している。
以下、『イランの財政力』、『抵抗勢力の真相』、『抵抗勢力の資金源』は後編に
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http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/