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中露はシリア制裁決議案に拒否権発動せず? 政治評論家が見通し明らかに [アルジャジーラ]
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1028.html
投稿者 white 日時 2005 年 10 月 31 日 16:53:09: QYBiAyr6jr5Ac
 

□中露はシリア制裁決議案に拒否権発動せず? 政治評論家が見通し明らかに [アルジャジーラ]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1466278/detail

中露はシリア制裁決議案に拒否権発動せず? 政治評論家が見通し明らかに

 【アルジャジーラ特約31日】ハリリ元レバノン首相暗殺事件に絡み、米仏英3国から国連安全保障理事会に提出されている決議案について、シリアの首都ダマスカス在住の政治評論家、ミチェル・キロ氏は30日、アジュジャジーラの取材に対し、「中国とロシアが(シリアに経済制裁を科す)同決議案に拒否権を発動することはないだろう」との見通しを明らかにした。

 アサド・シリア政権に対して批判的な姿勢を取る評論家として知られるキロ氏はさらに、「同政権は、中国とロシアが対米関係を損なっても、シリア支持に回ると今も本気で考えているが、それは大きな誤りだ」と強調するとともに、「決議案がより柔軟な内容に変更されるだろうが、シリアへの圧力は一層ますことになる」との見方を示した。

 政治団体幹部のフセイン・ウワダット氏もキロ氏の見通しに同調、中国とロシアが拒否権を発動しない理由として、「両国とも米国との関係悪化を望んでいない」と説明した。

 同暗殺事件を調査した国際独立調査委員会は「シリアの治安関係者が同事件に直接関与した疑いがある」との報告書を提出。これに基づき米仏英3国が「シリアが同事件の追加調査に応じなければ、経済制裁を科す」などを内容とする決議案を安保理に提出、近く安保理の判断が示される予定。

 これに対しシリア政府は「調査は偏見と何らかの政治的意図に基づいて行われた。調査委は明白な証拠ではなく、伝聞や目撃者のあやふやな証言を取り上げている」と批判、同報告を真っ向から否定している。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)

2005年10月31日16時08分

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