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工作員の夫が寄稿 大統領に謝罪要求
【ロサンゼルス=共同】米中央情報局(CIA)工作員名漏えい事件で、工作員の夫、ウィルソン元駐ガボン大使が29日付米ロサンゼルス・タイムズ紙に寄稿し、漏えいはイラクのウラン購入計画を否定した自分への「安っぽい政治的仕返しだった」と非難、ブッシュ大統領に謝罪を求めた。
「地獄の27ヵ月間」と題した寄稿文でウィルソン氏は、極秘であるべき妻の身元が暴かれた2003年7月以来、妻が味わった「みぞおちを殴られるような」精神的苦痛に触れるとともに、漏えいは「イラク侵攻を正当化するためのブッシュ政権のうそと情報操作を隠ぺいする試みだった」と批判した。
ウィルソン氏はさらに、漏えいが組織的だった可能性を示唆、訴訟されたルイス・リビー被告のほかにも共犯関係にある高官が存在するとの見方を強調。「大統領は国民に対する説明と謝罪の義務を負っている」と述べた。
「東京新聞」10/31 朝刊