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(回答先: Re: 黒い鬱 投稿者 金十字架 日時 2006 年 5 月 08 日 22:30:13)
それは恐怖なる添加物
旧知なれど未知なるものとして
いずれにせよ誤ったものは捨てられる
だが誤ったまま気付かねば捨てられることは無い
「私は正常な味覚の持ち主である」と人は言う
その味覚が既に犯されていることに気付かないままでいる
そう言い張ることの無い者もまた
もともと「正常な味覚」なるもの 人にあるのだろうか
あるとすればそれはなんだろうか
人より多くの味覚を知り得ようとせぬものは
その味覚は素朴なままだろう
人と違う味覚を感知する立場に身を置かねば
その危険性はわからない
美味しい物が本当に美味しかったためしなどない
不味いといわれるものが本当に不味かったためしなども無い
人は何により何を知り
何に生きて良しとしているのだろうか