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http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H10/1005/100535hashimoto.html から転載。
橋本龍太郎首相との不倫関係とスパイ問題が取り沙汰される中国人女性Aが昨年12月3日、東京地裁で証言、彼女自身の口から
「公安当局にいた」ことが暴露された。
しかもその術中にはまって橋本首相は26億円もの無償援助を中共に対して行うハメになるというを一女性の“色仕掛け”で国益を損ねていたという過去が次々と明るみにされている。もはや一国の首相の権限はなく“嗤わらい者”として晒されている。
東京地裁での裁判自体は永田町周辺に出回った怪文書が発端となっている。怪文書はAとその前夫との離婚の原因となったのが橋本氏との不倫関係だったと暴露し、しかも橋本氏がAと現在の夫となっている日本人の結婚を取り持ったとする内容。
怪文書にAと現在の夫が激怒、怪文書に前夫が関わっていると週刊誌上で発言し、これに今度は前夫が激怒して週刊誌の発言が名誉毀損に当たると起訴した。
一方、Aが「公安にいた」と証言したことについて自由党の西村眞悟代議士は1月20日の衆院予算委員会で、橋本首相を質すと首相は
「衛生部通訳」
と言い張るだけ。しかも
「人妻のプライバシーに配慮して欲しい」
などと言い出す始末。
また、月刊誌「諸君!」6月号は
「橋本首相『中国人女性』とODA26億円の闇」
と題するレポートを発表した。
同レポートは大宅賞作家のジャーナリスト加藤昭氏が2カ月に亙る北京・長春現地取材を通じて橋本首相と中国人女性との関係を克明に暴いている。
レポートは、橋本首相が単なる通訳とする中国人女性Aは中日間で合意された無償援助プロジェクトの項目(実務)責任者で、北京市の中日友好病院と長春市の白求恩医科大学付属病院の2つの病院に対して日本からの無償援助を引き出すため、橋本に接近、2つのプロジェクトの折衝と接待係の役割を演じたという。
しかも加藤氏は取材過程で白求恩医大病院のパンフレットに88年8月13日に病院建設計画の実状調査のため訪れた橋本を囲んでの写真を入手している。この時の橋本は自民党幹事長代理。臨時国会会期中だったがわざわざ国会に「請暇書」を提出し衆院議長の許可を得て訪中。
当時、駐日中共大使館に在籍していたはずのAも同行、病院のパンフレットの写真に橋本と一緒に収まっていたのだ。
西村代議士は4月30日の衆院本会議でこの問題を追及。
「衛生部と公安部、いずれにしてもその人物は中国の公務員であったことは事実。中国政府高官も雑誌に実名で
『彼女に与えられた最大の使命は中日間の巨大プロジェクトであるべチューン(白求恩)病院の建設を成功に導くこと。
そのために彼女は表面上衛生部通訳として橋本先生を担当したのです』
と述べている」
とした上で、首相とAとの交際実態について弁明を求めた。
これに対して橋本首相は
「通訳として彼女が知り得たことは別として政治家としてあるいは閣僚として国益を損なうような話をしたことはない」
としらを切った。
外交評論家の田久保忠衛氏は
「相手が公安部の女性となれば、親密な交際があったという話が出た時点で道義的な責任を負うのが筋」
と語っている。
(以下略)