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(回答先: セクハラは日本企業の文化なのか 2006/05/12 (JANJAN) 投稿者 gataro 日時 2006 年 5 月 12 日 20:27:19)
gataro さん こんばんわ。
奥様、秘書だったのですか。たいへんでしたね。でも、私はきっと奥様よりは、下の世代だと思いますが、(男女雇用機会均等法の後)それでも、多くの女性は、男性社員の下らないしもねたに耐えてこそ大人、と言われました。女性の先輩が一番そう主張していたような。
とは言っても、私の日本での民間企業勤務の経験は、上司が女性ばかりの英語学校を除けば、アルバイトだけ。だから、OL、秘書の経験はありません。
しかし、その短期のアルバイトでさえ、男性社員から、今思えばセクハラなんだろうな。と思ういやな経験はたくさんありましたね。
店員のバイトの時は、店長から身体をさわられたりしたこともありますしね。
男性の女性への、職場でのこうした行為、(西洋的に言えば、セクハラ)は、日本の文化といえば、そうかもしれませんね。
西洋での 罰則の概念ですからね。日本の企業や男性は ついていけないでしょう。
日本の男性が職場の女性を、同僚と見れない気持ちのウラには、役割分担という、強い ”考え”があるような気がします。女性は、私的領域の中の人、又は、地域や子供といっしょにいる人で、職場は男の世界なのです。
女は、守られる人なのです。だから、セクハラをする男性の多くは、女性におごってくれるし、重いものは持ってくれるし、車で送ってくれるし、いろいろとやってくれるのです。
まあ、女性の甘えが通用するというわけですね。
私が若い頃、数えきれないほど 男性達と飲みにいったり、食事に行ったりしましたが、覚えている限り、一部の例外はあるものの、男性達がおごってくれない時はなかった と言えます。
西洋世界では、40年位昔は知りませんが、今は、男性が女性におごるなんて、ありません。
女性が上司の職場はやまほどあるし。パートの男性はいっぱいいるしね。経済的立場として男女平等です。だから、職場は職場で、さっさと仕事して、いい女を探したり、色々するのは、その後なのです。だいたい、日本では、若い女性はまとめて事務職で働らかせ、年を取ると辞めさせ、家に入る。その後、今度はパートとして地味な職場で働く。というのが、ついこの間まで当たり前でした。きれいな若い女の子が職場に集まるのですね。
こちらは、そうはいきません。職場には、男性同様年のいった女性がたくさん働き、若い子は、スーパーのレジなど、地味な仕事しかなかったりするのです。
又、もうひとつの要因としては、職場は、西洋人にとって、お金を稼ぐ所で、一分でも長くいたくない所なのに、日本では、職場は、生活の延長のような場所 という違いも重要かもしれません。
日本の男性が西洋の男性に比べ 助べえということはないと思いますよ。
場所をわきまえないだけでしょう。こちらの男性だって、夜の時間、バーや、パーティーになれば、本能がでますからね。日本の中では、職場の女性は、同僚ではないのですから。
そこはあきらかに、男性にとっては、家庭の延長。だから、お茶くみ、トイレ掃除、机の掃除なんかが、女性の仕事としてあったのでしょう。
日本のそういう 役割分担文化 をなんとかしない限り、職場のセクハラだけ取り上げてもうまくいかないのではないでしょうか。
比較として付け足すと、そういう日本文化が ”うまく”機能していないのが、ほかならぬ公務員の世界です。私は、教育公務員で、他の職場はしりませんが、教師の男性はある意味、民間の男性のように、”男性”として振舞えなくて ストレスがたまりまくっていたようです。
だから、私の経験の中で、唯一男性が同じ年くらいの若い女性におごらず、男性が得意とするメカの分野でも、いっさい女性を助けようとしなかったのは、教師の男性のみです。
又、教師の女性というのは、平均的に男性より、いい大学を出ていて(これは、民間企業の男性と女性の待遇と 公務員の待遇を比較してもらえばわかっていただける と思う)、女性の権利意識も高く、男性が望む、丸の内OLとは、(彼らのイメージでの)違う。
お酒飲むと すごい女性教師への不満がすごい。(あ〜 かわいそう。)
男性教師の生徒へのセクハラが多いのは、こういうことも、関係しているのでは と思ったりするのです。女権論者のような女性同僚には 怖くてできないし、若い可愛い子は少ないし、(いない場合も多い)。
あっと、これ以上話すと長くなるので、この辺で。