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日本航空は19日、85年のジャンボ機墜落事故で回収・保存していた残存機体を展示する「安全啓発センター」を東京・羽田空港内に完成させ、報道陣に公開した。事故から21年。これまで遺族感情に配慮し社内研修に一部を活用していたが、事故をめぐる記憶の風化を防ぐとともに、昨年来のトラブル続発を受けて安全の誓いを新たにしようと一般公開に踏み切った。同社は「安全の大切さを再確認する場にしたい」としている。
センターは、空港南端の整備施設が集まる一角にあるビルの2階フロア600平方メートル。ボーイング社の修理ミスがあり事故原因とされた圧力隔壁(直径4.5メートル)やボイスレコーダーとともに、これまで社内でも公開されていなかった垂直尾翼の一部(長さ約15メートル)や後部胴体部(長さ約7メートル)、遺族が御巣鷹山の慰霊で拾い集めた機体破片も初めて展示した。展示品は41点に上る。
一般公開は24日から。同社は「航空の安全に関心のある方々にも見て、生かしてほしい」としている。公開は月〜金曜の午前10時〜正午、午後1〜4時。申し込みは03・3747・4491。【武田良敬、種市房子】
(毎日新聞) - 4月19日23時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000145-mai-soci