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(回答先: 「福祉工場」は「一般企業」と同じか―に【赤旗編集局】から回答 投稿者 有島実篤 日時 2006 年 4 月 13 日 11:32:40)
回答は、【福祉工場は一般企業ではなく、福祉施設の一つです。したがって補助金が入っていることは当然です】―と言いながら、【「仕事は一般の企業と変わりがない」「健常者と障害者が同じ仕事をしている」という同工場の実態を書いた】のだと言います。
更に、「工場には、障害者だから介助サービスを受けていると言う観念はありません」「私たちは、みんな工場に働きにきているんですよ。それなのに、なぜ障害者だけが『利用料を払え』と迫られるんでしょう。会社にいって仕事をしたら『利用料』を払う健常者がいるのですか」と言う、下肢障害をもつ係長の言葉を肯定的に取り上げています。また、労働組合委員長について「脳性マヒの障害がありますが、日常生活でも、オペレーターの仕事でも介助サービスは必要ありません」と紹介しています。
要するに、この記事を書いた記者も編集局も、福祉施設を利用することは福祉サービスではなくて、介助だけが福祉サービスだと思っているようです。だから、健常者が一般企業で働いても「利用料」を払わないのに、なぜ障害者は払わなければならないのかという、滅茶苦茶な理屈を展開することになるのです。
これでは、障害者団体や、彼らにおもねる一部の市民、福祉関係者の支持は得られるかもしれませんが、一般市民の理解は得られないと思います。