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[2006年03月22日付]
「少子化」が着実に進んでいる。少子化は将来の労働力の減少や消費市場の縮小に結び付くだけに深刻な問題だ。だが、打開策となると決め手を欠き、出産・育児の環境整備などきめ細かい対策が不可欠だ。すでに子育て支援に乗り出しているJAもある。少子化への対応策を追った。
◇悩みの違い
女性農業者のうち、出産・育児世代の20〜30代は97万3000人いる(2000年農林業センサス)。農業の担い手として期待され、出産・育児の負担も担っている。
農業工学研究所の片山千栄特別研究員は、研究の一つとして女性農業者に意見を求めたところ、「家族経営の農業では何の保障もなく、妊娠時も休むに休めない」(30歳、花き専業)、「農繁期で休む間もなく働き、早産になってしまった」(31歳、施設野菜専業)などの問題が寄せられた。
片山特別研究員は「生活や働き方によって抱える悩みが違う。それぞれに応えるようなきめ細かい対応が必要だ」と提起する。…
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?0