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外国人400人が一斉デモ 差別撤廃と安定雇用求める
2006年03月05日18時45分
外国人に安定した雇用と差別撤廃を求めたデモ「マーチ・イン・マーチ」が5日、東京、大阪、名古屋、福岡で一斉にあった。ヒンディー語、スペイン語などで書かれた、むしろばたを掲げ、20カ国以上の約400人が「外国人を使い捨てにするな」などと訴えた。
東京では、新宿区の柏木公園に大学や英会話学校で教える欧米人や、自動車や弁当工場で働くブラジル人、東南アジア出身者ら約300人が集まった。同公園から約1キロを行進した。
主催者が60年代の米国で、黒人に対する差別撤廃を求め闘ったことに習い、「外国人差別を無くすため、日本でも市民権運動を始めることを宣言する」とあいさつ。
不安定な賃金で、明日の雇用が不安な状態なのは、外国人労働者も派遣、契約社員などで働く日本人も同じで「協力して頑張ろう」と訴えた。外国人を雇う雇用主の中には、社会保険に加入させない例が多く、「社会保険に入れて」とも求めた。
昨年7月に、日本での人種差別の実態を調査するため、国連人権委員会の特別報告者が日本を公式訪問。中国、韓国出身者のほか、南米、東南アジアなどからの移住労働者らに様々な差別があるとして、日本政府に外国人差別を禁止する法を制定することなどを求める内容の報告書を、国連に提出している。
http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200603050119.html