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働く過剰 大人のための若者読本 日本の現代 12
玄田 有史 (著)
価格: ¥2,415 (税込)
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エディション: 単行本
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書籍データ
単行本: 288 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: NTT出版 ; ISBN: 4757141033 ; (2005/10/25)
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レビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
若者と労働をめぐる言説は多い。「ニート」「即戦力」「コミュニケーション能力」「自己実現」「過重労働」……。▼しかし、それは責任を放棄した大人が作り出したプレッシャーではないのだろうか。いわれなき圧迫に翻弄される若者たち。その背後には日本社会の階層化も忍び寄っている。
「働くことに疲弊する若者」と「働けない自分に絶望する若者」を、理解不能な存在、単なる社会的弱者として排除することなく、大人たちが個人として、社会として彼(彼女)らの就業と自立のためにできることとは何か。
企業の本音、支援現場の声、そして豊富な最新データを総合した本音の革新的論考。「ニート論」の火付け役にして労働経済学の第一人者による「現代若者論」の集大成。
内容(「BOOK」データベースより)
個性重視、自己実現、対人能力への偏重が若者たちを追いつめる。現代仕事論の核心に迫る。
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目次
1 働く若者に起こっていること(即戦力という幻想
データでみる働く若者の実情
長時間労働と本当の弊害
仕事に希望は必要か)
2 働けない若者の内実(ニート、フリーターは何が問題か
学卒・独身・無職
増える非求職型の背景
非希望型と社会階層)
3 大人はどう向き合うか(支援の現場から
親と子どものあいだ
若者に未来はあるか
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評価3 ??, 2006/01/30
レビュアー: 脇の匂い (六本木) - 自分が書き込んだレビューをすべて見る
じつはニートは働きたいんじゃなくて
暴れたいんじゃないか?
そういう直感が私にはある。2ch的な掲示板にひきこもってその代替的な行為を繰返すニート系というか・・・。
昔なら学生運動に参加していたような若者が凄く生きにくい世の中だと思うんです。いわゆる自己中心性性格的な。例えば、そういう運動しても嘲笑の種にされるか、しょせんシステムに吸収されてしまう。そういう行為がどう見られるか、我々は歴史を通して学習してしまってるわけです。
働くってのは一重に凡庸さを引き受ける事だと思うんです、そして凡庸さは中心性の反対物です。つまりニートは積極的に拒否してる連中がいます。仕方がなくニートをしてると人もいると思いますが。
僕には今の日本が数年前の閉塞しきったイギリスと重なるんです。サッチャー政権の時です。当時イギリスの中流階級の若者は積極的に社会からドロップアウトしたわけですが、そしてセカンド・サマーオブラヴ、レイヴと大きなうねりにつながっていく。日本のニートはそれと比較すれば働いてない事に関しては一緒ですが、積極的にニートしてます的なパワーのある人は少ない気がする。圧倒的に日本のニートはパワーがないです。
なぜか・・・
それは自分たちの力で発展を遂げた社会と、何者かにシステムを作ってもらった社会、その違いです。
まずはそこからはじめないとニートを理解するのは難しい。
日本人は意思、つまり内発性を失いつつあります。必死で動いてる人は、動いてるようにみえてるだけかもしれない。厳密にいえばロボットだという可能性が高い。
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評価4 若者の「こころ」に焦点を当てる, 2006/01/23
レビュアー: gaoqiaoj - 自分が書き込んだレビューをすべて見る
同じシリーズから著書を出しており、たびたび比較される本田由紀氏が、あくまでも労働の「環境」面に焦点を当て、学校での職業教育などの環境整備を重視するのに対し、玄田氏は一貫して若者の「こころ」に焦点を当てる。たぶん、こちらの方が耳障りがよいのであろうし、実際の政策も今では玄田氏の側の方策が幅を利かせているように思える。
もちろん、昨今の若年者の労働環境の悪化を「こころ」の問題のみに帰すのは本田氏の言うように危険ではあろうが、ともあれこういう提言で救われる若者が少なからずいるであろうこともまた事実であろう。要は、どっちも必要なんだと思う。
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評価4 ニート論をデータを元に検証, 2006/01/02
レビュアー: fwje1906 (神奈川県横浜市) - 自分が書き込んだレビューをすべて見る
ニート論に関して、豊富なデータから一つ一つ検証していく本です。本書は3部に別れています。まず若者を取り巻く環境、そして若者の内実、最後に第三者の大人はどうするか、という内容です。
データを元に検証して導かれるニート論は、世間一般で言われていることより
複雑であることが分かります。例えば、ひと括りに「ニート」といっても、就業を希望しながら、求職活動をしていない「非求職型」と就業希望も表明しない「非希望型」があり、それによって対応策が異なっていくことなどです。
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評価5 経営者、人事こそ読むべきだと思う, 2005/11/10
レビュアー: 八風の郷 - 自分が書き込んだレビューをすべて見る
大学先生には珍しくテレビでも分かりやすい話をする人だと思っていたが、やはり本も分かりやすかった。厚めの本だが通勤途上でもよめてしまう内容だ。若者にも良いかもしれないが、こういう日本の労働の世界をよく分かっている学者の本を経営者や、人事が読んでくれないと、日本の職場は変わらない。働く現場をマクロの見地で仕組みを変えないといつしか事件、事故までにつながってしまう恐ろしい世の中だと思う。労働の現場を見直す秀逸の一冊だと思った。
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