★阿修羅♪ > 社会問題2 > 552.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1540.html から転載。
年齢別の未婚率の推移を、男女別に、20歳代後半、30歳代前半、そして50歳時(いわゆる生涯未婚率)について、大正9年(1920年)の第1回国勢調査から示した。
男性20歳代後半の未婚率は、長期的に、上昇傾向を辿ってきたが、その他の男子年齢、あるいは、女子の未婚率は1970年代前半までは、比較的落ち着いた動きを示していたといえよう。
ところが、1970年代後半からは、男女各年齢層で未婚率が急上昇し始めた。
2000年には、男子30歳代前半でも未婚率が4割を超え、女子20歳代後半の未婚率も半数を越えている。
生涯未婚率(50歳時の未婚率)も、2000年には、男性で1割を超え、女性でも5.8%に達している。生涯未婚率の上昇は、日本における皆婚慣習の崩壊が近づいているかの指標でもある。
少子化の要因としても近年は未婚率の上昇が注目されている。2005年の今回の国勢調査の結果発表に目が離せない。
(2006年1月23日収録)