| ★阿修羅♪ > 社会問題2 > 544.html ★阿修羅♪ |
|
| Tweet |
私のＨＰへの投稿から転載です。
＞地方のしがない医療の現場で、多くの老人の終末を見てきました。
私は、経管栄養、胃ろう、ＩＶＨ、抑制、吸引、の悲惨さを、もっと認識してほしいと思いました。それを認識した上で、「自己決定」してほしい。
ひもに繋がれ、抑制と、拷問のように苦しむ吸引と、意思表示も出来なくなって、ただ深い絶望の眼差しだけで、訴えてくる。「あんたは、この悲惨な苦痛をわかっているんだろう、でも助けてはくれないんだ・・」と、言っているようだった。私はこころの中で応える。「自分にできる事と、できない事の区別が大事。あなたを守るのは、あなたの家族であり、看護師じゃない。あなたや家族が、「経管栄養を選んだ」「ＩＶＨを選んだ」。なぜ、自分の死に方について、ちゃんとしっかり考えて置かなかったの？病院で、終末を迎える悲惨さから、目をそむけつづけて結果なのでは？」
と、同時に、この悲惨な現場に関わるスタッフから、有効な提案がないこともまた、情けないことで、医療界の怠慢である。
でも、内部告発になっては、職場に迷惑が掛り、自分も生活できず、現場からの発信もまた難しい。
「終末の医学」について、真剣に取り組んでほしいとおもう。
食べられなくなったら、点滴し、経管栄養し、胃ろうするのは、当たり前の中で、私は、「餓死する権利」(積極的治療拒否)を求める。
インフォームドコンセントで、ＩＶＨ ，胃ろう、経管栄養と同じように、「餓死」（治療拒否）も選択できるように、してほしい。
生きるだけ生きてきて、私は、これまでと思ったら、体と心の苦痛を取り除いて、「ひも付き」にならないまま、静かに眠りたい。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。