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浦安の新成人。遊園地のネズミ踊りに甘ったれた顔して喜んでるようじゃ、この先思いやられる
朝日新聞の夕刊1面の下の方に「素粒子」という、比較的笑えるコラムがありますけど、10日のこれに対して浦安市が抗議したそうです。しかし「遊園地のネズミ踊り」とは良い表現だと思います。式典全体の中では「ネズミ踊り」はほんの一部だったようですが、TDLで成人式の式典を行った以上は、ほとんどの新成人の成人の日の過ごし方は「遊園地」で遊ぶということになってしまうわけで、子供じゃあるまいし、いやまあ子供なんでしょうが、やはりそういうのはいかがなものかと考える人がいてもおかしくありません。この成人式の式典は浦安市の新成人が自ら企画したそうですが、おめえら馬ッ鹿じゃねえか。それとは別にオリエンタルランドとしては地域社会に貢献するという意味合いもあると思いますが、裏目に出てしまってお気の毒なことであります。もっとも朝日新聞も若い奴に期待し過ぎで、年齢が同じだというだけの集団がたいして立派な振る舞いをするわけはありません。しかし毎日ディズニーランドに行くために近辺に引っ越して来ている人もいるのですし、そういう人たちの子供が成人式を迎えるのが今年あたりなのです。そういう新成人は脳がネズミに食い荒らされています。ちなみに近辺のヤンキー夫婦には子供が生まれると部屋じゅうをミッキーで飾り立てる風習があるそうです。これではみんなウィラードになってしまいます。
しかしヤンキーの努力の甲斐もなく、日本全体としては少子化の結果人口が減少しているんだそうで、外務大臣になれなくて傷付いた心を青いドレスに包んでみせた猪口少子化相、「出産無料化」なんて言ってますが、いまのところ正常分娩ですとだいたい30万ちょっとかかりますが、健康保険のある人は出産一時金が30万出ますから、一時立て替えとはいえほとんど無料のようなものです。これを35万に増やしてミルク代の足しにでもしてくれということのようです。もっとも増え続ける無保険者にとっては堕ろす方が安いのですが、無保険者の場合は出産した場合の費用も社会保険からは出ませんから、どうするつもりか分かりません。実際のところこれから子供を産もうかという連中の中にも無保険者は多くいるわけです。
それにしても、貸しオシボリでもなんでも使った分だけ補充するのが無駄のないやり方です。世の中では今生きている人を使い切っていないのですから、補充が減るのは全く当然のことであって、そのこと自体を「少子化」などと言ってことさらに問題視するのはちょっとおかしな話です。どうせ人は余っているようなので、これ以上増やしてはいけないのです。
こんな状態では、生まれた時はなるほど無料かも知れませんが、そのうちミルクやおむつも無料化しなければならなくなるし、親の賃金が年齢と共に上がるわけではないとすれば、幼稚園や学校も無料化しなければならなくなるでしょう。そしてこの子供達が成人を迎えたところで働き口がないのですから、ついには生活全般の無料化まで進まざるをえなくなるのです。したがって「少子化問題」の解決は日本の財政にとって堪え難い重荷となることでしょう。
実は人を雇用する企業は若い労働力を望んでいまして、中高年をクビにして若い奴と入れ替えたいのです。中年以降は子供を育てたりするコストがかかりますので、そういう人を雇っていると子育てのコストを企業が負担しなければならなくなるからです。つまり企業としてはコスト負担なく、若年労働者が空から降って来たり、木になっていたりするのが理想なのですが、なかなかそういうわけにはいかないようです。そこでこのコストを公共に投げ出してしまうわけですが、その財源を税金として負担することになると元の木阿弥ですから、ビンボー人増税が不可欠になってしまいます。まあ要するにわがままを言っているだけなので、子供じゃあるまいし、いやまあ子供なんでしょうが、そんなわがままにつきあっていちいち子供を産むにはおよばないでしょう。どうせもったいない使い方をして、すぐダメにしてしまったり、古くなったからといって捨てちゃうんですから。労働者ならそこらにたくさん余っているのだからそれを使っていればいいのです。若いのが良いなんて、そんなあんた、僕だって古女房でガマンしてるんですから、あまり非常識なことを言うものではありません。それに実はここだけの話、古女房の熟練したテクニックもなかなかどうして捨てがたいものがあることを白状してしまいましょう。
posted by 珍風 at 00:43|