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http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006011311.html
「非姉歯」新たに257件、偽装の有無調査へ
木村建設の物件
耐震強度偽装事件で、国土交通省は13日までに、木村建設(熊本県八代市、破産)が施工に関与し、姉歯秀次元建築士(48)以外の建築士が構造計算を担当した物件が、新たに257件確認できたと発表した。同省は偽装の有無や耐震性などについて、各自治体に調査を要請した。
国交省のこれまでの発表では、「非姉歯」で木村建設がらみの物件は218件だった。木村建設への立ち入り調査で国交省が入手したリストを精査した結果、257件が新たに発覚した。
物件の所在地は、熊本県が101件と最多。福岡県35件、山口県20件など、21都道府県に広がっている。
すでに発表された木村建設、平成設計(東京都千代田区)、ヒューザー(同)がからんだ「非姉歯物件」302件については12日現在、163件がシロと判明し、139件が調査中となっている。
また、総合経営研究所(同)が開業指導したホテルのうち、「非姉歯」で木村建設、平成設計、ヒューザーも関与していない119件についても、調査が終わった26件はすべて偽装がなかった。
今回の事件で、すべての「非姉歯」が「シロ」となれば事態は収束に向かう見通しだが、新たな「非姉歯」の疑惑物件が次々と発覚している。また、関係自治体の調査も順調に進んでいるとはいえない状況だ。
建設業界関係者は、「偽装は姉歯物件だけとわかれば区切りがつく。でも、もし『非姉歯』から1件でも偽装が出れば、耐震強度への疑いは底なしになる。早く調査が完了してほしい」と話している。
ZAKZAK 2006/01/13
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/image/t2006011311kimura.jpg
木村社長自身は破産したが、「木村物件」はいまだに問題をひきずっている