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私の担任、私が選ぶ 高知の県立高で「希望担任制」
2005年12月17日11時26分
高知市にある県立高知丸の内高校(浜田幸作校長、505人)が、来年度の担任を生徒自身に選ばせる「希望担任制」を導入する。今回対象となる普通科の1年生139人は締め切りの16日までに、「私の先生」に票を投じた。
女子校だった同校は、今春から38年ぶりに男女共学となった。希望担任制は共学化に伴う学校改革の一環で、生徒が相談しやすい担任を選ぶことで学習意欲の向上につなげることが狙いだ。
各教室に張り出された担任候補者一覧には男性5人、女性15人の計20人の教諭が顔写真入りで並んだ。担当教科のほか、「重視するのは自尊心」「愛情を持って厳しくのぞみます」「夢の実現に情熱を燃やして」「数学嫌い克服を」など、それぞれの信条や抱負も。
普通科1年生は現在4クラスで、各35人前後。2年生からは教諭1人が担当する生徒数を15人程度に減らし、約10クラスに分ける。
生徒は第1希望から第4希望までの担任候補者を選んだ。人気が集中した場合、教頭らでつくる調整委員会が1〜2月に抽選し割り振る。選ばれなかった教諭は他学年の担任に回ることもあるという。
進路相談に応じるチューターに希望制を採用している私立高校はあるが、浜田校長は「公立高校で担任選択にまで広げるのは例がないのでは」と話す。文部科学省初等中等教育企画課は「統計はないが、確かに珍しい取り組み」としている。
生徒の間では「話の合う先生を選べる」「嫌いな先生に当たらずにすむ」とおおむね好評だ。一方で、「やってみないと分からない」「生徒はいいけど先生は大変そうだ」という声も。
教諭側には戸惑いもある。ある男性教諭は「『友達と一緒がいい』と選ぶのだけは困る。もし自分のところに集まらなかったら……嫌ですね」。女性教諭は「希望理由は問われない。生徒がどれだけ考えて選んだのか分からず不安なところもある」と話す。
浜田校長は「やってみないと分からない面はある。だが、学習意欲を引き出すには生徒が主体的に学校運営にかかわる環境が大事。生徒のことを第一に考えれば、必要な取り組みだ」と話す。
http://www.asahi.com/life/update/1217/004.html