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http://www.excite.co.jp/News/odd/00081133916613.html
[東京 6日 ロイター] 日本の20代から30代の4分の3近くが現在の仕事に無気力を感じており、半分が機会があれば転職したいと希望している。今週発表された野村総合研究所の調査でわかった。
この調査結果は、日本人の就労意識の大きな変化を際立たせている。かつては個人の利益を犠牲にして働く企業戦士として世界的に知られていたのだが。
回答者たちは現在の仕事が「社会的な使命感」や成長の実感に欠けていると感じており、やりがいを感じる条件として高い報酬や自分らしさの表現を挙げている。調査対象となったのは若い労働者1000人。
急速な経済成長の終焉と1990年代初頭のバブル経済の崩壊に続く停滞によって企業は引き締めを余儀なくされ、日本の古い労働倫理も変わらざるを得なかった。
代わりに、 若者たちはより個人主義的なライフスタイルを追求している。およそ50万人の若者が、就業、就学、職業訓練のいずれもしていない、いわゆる「ニート」であり、臨時の職を渡り歩く「フリーター」の数も増加している。
野村総合研究所の女性スポークスマンは言う。
「人々が食べるために働かなければならなかった経済成長時代に較べ、現代の人々は満足のいく生活水準を実現しているようです」
「しかし、企業は競争を勝ち抜くために、従業員のモチベーションを高める策を取る必要があります」彼女自身は30代で、仕事へのモチベーションは非常に高いと語った。