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電機設備工事の談合事件で、競売入札妨害の疑いで東京地検特捜部の家宅捜索を受けた東芝(東京)は、防衛施設庁東京防衛施設局が2000−04年度に発注した電機設備工事のうち3件を受注し、平均落札率(予定価格に対する落札価格の割合)は99・9%に上ることが25日、分かった。同様に捜索を受けた電機メーカーの落札率も99%前後だった。
特捜部は17、18の両日、東芝のほか富士電機システムズ、三菱電機、明電舎(以上東京)、日新電機(京都市)の計5社を相次いで捜索した。
防衛施設庁の資料によると、東芝の3件は航空自衛隊入間基地(埼玉県)の電源施設整備などで工事額は計約5億7000万円。うち2件は予定価格と同額(落札率100%)で受注している。
(共同通信) - 11月25日18時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000188-kyodo-soci