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保護者の失業や死亡のため、私立高校の学費を3カ月以上支払えない生徒は
9月末現在で1校当たり平均で14人いることが16日、全国私立学校教職員組合
連合(全国私教連)の調査で分かった。
調査は23都道府県の高校187校(生徒数計約16万4000人)と中学73校
(同2万8000人)を対象に実施。
高校での滞納は2628人で1校平均14・1人。中学では122人で1校平均1・7人
だった。経済的な理由でやむを得ず退学したのは高校で83人、中学で5人だった。
滞納の理由では、親のリストラや離婚、個人事業の失敗などが多かった。保護者の
死亡が原因で滞納した生徒がいた学校は前年同期の8校から15校に増えた。全国
私教連の谷正比呂委員長は「生徒の学ぶ機会を守るために学費免除などの支援拡充
が必要だ」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000243-kyodo-soci