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教育課長が自殺 庁舎から飛び降り、遺書も 県庁(神戸新聞)
http://www.asyura2.com/0510/social2/msg/294.html
投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 11 月 09 日 19:49:09: Lif1sDmyA6Ww.
 

神戸新聞からhttp://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00043759sg200512081400.shtmlより引用

教育課長が自殺 庁舎から飛び降り、遺書も 県庁

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2005/11/08


 八日午前四時ごろ、神戸市中央区下山手通五、兵庫県庁二号館の北側で、男性があおむけになって倒れているのを巡回中の警備員が発見、一一〇番した。生田署員が駆け付けたところ、男性は口から血を流し、すでに死亡していた。

 調べでは、男性は兵庫県企画管理部教育・情報局の教育課長(51)。同館七階にある喫煙室の窓部分に、手を付いた跡と靴跡が残されていた。

 また、男性の背広の内ポケットに「後はよろしくお願いします。力になれなくて申し訳ありません」と書かれた遺書らしきメモがあり、自殺の可能性が高いとみられる。

 県人事課によると、男性は七日は通常通りに出勤。午後六時ごろから、私物を職場に残したまま、姿が見えなくなっていたという。

 教育課は主に私立小・中・高校、幼稚園、専修学校などの支援や、大学と連携した生涯学習事業などを担当している。

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コメント
1. 秘密のアッコちゃん[922] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月06日 08:29:33 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[487] 報告
<■275行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
闇バイト「受け子」の後悔 借金300万円「危ない橋」で懲役3年 指示役消え「悔しい」
2024/11/6 7:00
https://www.sankei.com/article/20241106-6OABEWLTJBOT5PEHBAW3DQH3IA/
首都圏を中心に
「闇バイト」
で集められた実行役らによる強盗事件の発生が止まらない。
警察当局は、これまでに実行役ら約40人を逮捕し、指示役らから脅されているなどしている闇バイトの応募者らの保護も宣言している。
ただ、手を染める若者らは、後を絶たない。
なぜ
「危ない橋」
を渡るのか。
かつて闇バイトに応募した男性(32)に、その実情を取材した。
■パチスロで困窮
《短期間で高収入の仕事》。
4年前の令和2年夏、福井県に住んでいた男性はツイッターの書き込みに興味を惹かれた。
当時、食品関係の仕事に就いていたが、ストレスからパチスロにのめり込み、借金の額は300万円にまで膨らんでいた。
カネになる
「副業」
はないか。
そうして見つけたのが、この書き込みだった。
まともな仕事ではないことは、うすうす気がついてはいた。
だが、意を決して応募した。
すると、指示役の男から
「返信」
があり、秘匿性の高い通信アプリ
「テレグラム」
に誘導された。
男が言う仕事は、やはりオレオレ詐欺などで高齢者宅に現金を取りに行く
「受け子」
だった。
だが、借金を返すことで頭が一杯で、少し悩んだものの、決意を固め、言われるがまま、免許証の画像や自分の口座番号を送り、実家の住所も伝えた。
「よっぽど下手じゃなければ大丈夫」。
男からは逮捕のリスクはないとして励まされ、借金があることを伝えると
「報酬から返せばいい」
と30万円貸すとも言われた。
その30万円は伝えていた口座に振り込まれた。
やり取りの過程で、1度、グループの別の男と東京都内で顔を合わせたが、その際の交通費も振り込まれた。
「今思えば、逃げられない状態に追い込んでいたのかもしれない」。
男性は振り返る。
■3回目の犯行で逮捕
最初の
「仕事」
は、その年令和2年の9月だった。
福井から4日間の日程で関西に向かうように命じられた。
滋賀で初めて住宅のインターホンを押す際は少し躊躇したが、借金返済のためと身を奮い立たせた。
イヤホンを装着し、指示役の男との電話は繋いだままで、指示通りに、応対した高齢女性からキャッシュカードを騙し取った。
女性宅から離れると緊張から汗が出ているのが分かった。
近くのATMから上限額の現金を引き出し、男から言われていた報酬(詐取した現金の5%)を抜いて指定された京都駅のコインロッカーに入れた。
その日はホテルに宿泊。
宿泊代も、振り込まれる予定だった。
大阪で2件目の犯行も重ねたが、3件目の家のインターホンを押したところで声をかけられた。
私服警察官で、その場で逮捕された。
繋いでいた男との電話はいつの間にか切れていて、警察署に到着した頃にはテレグラムのやり取りも、全て消えていた。
指示役がその後の捜査で判明したかも分からない。
詐欺と詐欺未遂の罪で起訴され、懲役3年の判決を受けた。
勤務先は懲戒解雇。
ようやく被害者への申し訳ない気持ちが芽生え、服役中は日記に反省や更生を誓う言葉を綴り続けた。
昨年2023年8月に出所。
ギャンブル依存症患者らを支援する団体に身を置き
「社会復帰」
の機会を模索している。
「今もどこかで闇バイトの犯罪が続いていると思うと悔しい」。
男性は絞りだすように語った。

<主張>闇バイト強盗多発 凶悪犯とならないために
社説
2024/10/23 5:00
https://www.sankei.com/article/20241023-TI6BY4RUSFLENGFSADKTKMOR7Y/
家庭や近所、職場や酒場で、凶悪な広域強盗への恐怖が口の端に上る。
体感治安は著しく悪化している。
犯行グループは住人をハンマーで殴り、刃物で切りつけ、現金などを強奪する。
極悪非道な実行犯像を浮かべるが、必ずしもそうばかりではない。
横浜市の住宅で住人を殺害し現金を奪ったとして強盗殺人容疑で逮捕された22歳の男は交流サイト(SNS)の
「ホワイト案件」
と記された投稿を通じて指示役と繋がり、身分証などで個人情報を伝えた。
「犯罪に加担する恐怖を感じたが、個人情報を知られ仕返しや家族への危害を考え断れなかった」
と供述しているという。
これが
「闇バイト」
で使い捨ての犯罪者となる典型的な姿である。
警察庁は昨年2023年、
「犯罪実行者募集の実態」
と題する広報啓発資料をまとめた。
生々しい実例集である。
SNSの甘い誘いに乗れば言葉巧みに個人情報を求められ、写真や住所、銀行口座から家族や交際相手の詳細まで引き出される。
面接と称して携帯電話の電話帳や交信記録を撮影されたケースもある。
これらは全て離脱や逃亡を認めない脅迫の材料となる。
「家に火をつける」
「家族を殺す」
などの脅しが怖くて犯行に加担すれば、それも新たな脅迫への弱みとなる。
約束の報酬を受け取ることもない。
抗議しようにも指示役の上部は連絡先が分からない。
他人を殴り傷つけ殺害した心の痛みは消えず、犯行集団からの離脱を図れば警察に密告され、
「犯罪者」
としてネット上に写真が公開される。
これが逮捕まで続く。
なぜならそれまで決して離脱を許されないからだ。
身から出たサビであり、同情はできないが、人生は破滅である。
世の中に、そんなに甘い話はないと知るべきだった。
それでもすでに、
「闇バイト」
の甘言に乗ってしまった場合はどうするか。
警察庁は、こう呼びかけている。
「自分自身や家族への脅迫があっても、強盗は凶悪な犯罪です」
「すぐに警察に相談してください」
「警察は相談を受けたあなたやあなたのご家族を確実に保護します」
「安心して、そして勇気をもって、今すぐ引き返してください」
犯罪から抜け出す方策は、もはやこれしかない。

「物運ぶだけ」闇バイトの入口はSNS 普通のアルバイト装い、巧妙に犯罪へ
2024/10/22 21:24
https://www.sankei.com/article/20241022-JXZSKHUFL5PFPIHXLELINC3GME/
首都圏で相次ぐ一連の強盗事件をめぐっては、実行役らがSNSの
「闇バイト」
などで集められていたとされるが、ごく普通のアルバイトを装い巧妙に犯罪に引き込む実態が浮かんでいる。
■「日当5万円」
「ホワイト案件という投稿から指示役につながった」。
横浜市の強盗殺人事件で逮捕された宝田真月容疑者(22)は神奈川県警の調べにそう供述。
「短期間で稼げるバイト」
をSNSで探す中で見つけたという。
アルバイト情報検索サイト
「バイトル」
の運営会社の担当者は、闇バイトの特徴について
「単純労働を謳う割に日当5万円など一般的な相場とかけ離れた金額が提示されているケースが多い」
と明かす。
SNSでは«電話をかけるだけ»«物を運ぶだけ»など、高収入、短時間、簡単な作業をうたう募集が多い。
«たたき»(強盗)、«受け»(受け子)、«出し»(出し子)などの隠語が含まれることもあるとされる。
バイトルなど大手サイトの多くは、厳格な掲載基準を設けており、こうした闇バイトを排除。
このため、多くはSNS上で
「募集」
が行われているとみられる。
■個人情報の提示に注意
闇バイトでは、応募者に対し、運転免許証や履歴書といった個人情報の提示を求めるが、バイトルの担当者は
「一般的な企業では面接を経ずに提示を求めることはない」
と話す。
一旦個人情報を握られると
「自宅に押しかける」
「母親から狙う」
などと脅されて、犯行に加担するように求められる。
警察庁生活安全企画課の阿波拓洋課長は
「たとえ強要されていても強盗などへの加担は犯罪に変わりなく、重い罪に問われることになる」
として、すぐに警察に相談するように促す。
警察庁は2024年10月18日、X(旧ツイッター)に闇バイトからの脱退を促し、身の安全の保障を謳う異例の呼びかけ動画を公開。
阿波課長は
「1度加担してしまっても、更に罪を重ねたり大きな罪を犯したり前に引き返し、出頭してほしい」
と訴えている。

闇バイト抜ければ「確実に保護する」警察庁、動画で呼びかけ
2024/10/18 19:34
https://www.sankei.com/article/20241018-HCYBCUP7KFKV3HGSATNSXAKQKY/
首都圏での連続強盗事件を受け、警察庁は2024年10月18日、闇バイトなどを通じて加担しようとしている実行役に
「勇気を持って抜け出し、すぐに警察に相談を」
と呼びかける動画をX(旧ツイッター)に投稿した。
指示役らに脅迫されたとしても
「警察は相談を受けたあなたや、ご家族を確実に保護します」
と呼びかけた。
闇バイトに応募すると、運転免許証などを送って個人情報を犯人グループに知られ、自身や家族に危害を加えると脅された挙げ句、犯罪に加担するケースが目立つ。

<主張>相次ぐ広域強盗 徹底摘発重ねて一掃せよ
社説
2024/10/14 5:00
https://www.sankei.com/article/20241014-SVUXOGLGD5PHLLDMHESMVTET5A/
定まったメンバーで構成されず把握が難しい匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による広域強盗事件が相次いでいる。
社会不安を引き起こす事態だ。
警察は摘発を重ねて撲滅してほしい。
8月以降、男らが住宅に押し入り住人を襲う強盗事件が首都圏で少なくとも7件起きた。
さいたま市では80代母親と60代娘が頭を殴られ、東京都国分寺市の60代女性はハンマーで顔などを殴られ腕を骨折した。
埼玉県所沢市の80代男性は刃物で切られた。
同じ指示役が仕切っている疑いがあるという。
これ以外にも同種事件が発生している可能性がある。
凶悪極まりない。
逮捕された実行犯は交流サイト(SNS)上の求人に応募していたが、身分証明書を送った後に脅され犯行に加担した。
秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示を受けたという。
指示役らにとって実行犯は使い捨ての駒だ。
「高額報酬」
をちらつかせ、個人情報を得たら脅し、コストをかけず強盗を実行する。
捕まるのは実行犯ばかりだ。
その後も個人情報を握る指示役からの脅迫や制裁に怯え続ける。
報酬どころか人生を棒に振ることになってしまう。
ネット上のうまい話には乗らず、秘匿性の高いアプリへの移行を求められた際には闇バイトを疑うことを徹底させたい。
警察に相談しやすい環境の整備が必要だ。
警察や地域社会はこうした啓蒙をもっと強めたい。
懸念は
「指示役がどうやって強盗の標的を選んでいるのか」
だろう。
警察の捜査を待ちたいが、気になる情報がある。
国分寺事件の被害者が以前、飛び込みのリフォーム業者を自宅に上げ、工事を依頼していたというのだ。
資産状況などが把握され、その情報が流出して犯行に使われた疑いがあるという。
実行犯の中には逃走後、特殊詐欺の
「受け子」
をしているところを逮捕された者もいた。
頻発する強盗は特殊詐欺犯の変形とみるべきだろう。
現在は特殊詐欺と、そこから変質した強盗、SNS投資詐欺が猛威を振るう時代だ。
防圧するには摘発するのみだ。
かつてグリコ森永事件に触発された企業恐喝の頻発が社会問題化したが、警察の徹底した摘発の積み重ねにより沈静化させた。
逮捕を重ね、犯行は無理だと悟らせる。
警察の真価が問われる。

●SNS「闇バイト」で強盗の21歳男逮捕 背後に犯罪集団か
2020.9.18 12:00
https://www.sankei.com/affairs/news/200918/afr2009180009-n1.html
大阪府藤井寺市の民家に押し入って住人女性(85)を粘着テープで縛り、現金や通帳などを奪ったとして、大阪府警が強盗容疑で堺市の無職の男(21)を逮捕したことが18日、捜査関係者への取材で分かった。
女性の口座からは数百万円が引き出されていた。
男はSNS(会員制交流サイト)で、違法行為の実行役をする
「闇バイト」
の募集に応じて犯行に及んだといい、府警は背後に犯罪集団がいるとみて調べている。
捜査関係者などによると、10日午後4時ごろ、2人組の男が防火設備の点検と称して女性宅を訪問。
家に上がり込むと
「金を出せ」
と女性を脅し、現金約2万円や通帳、キャッシュカードなどを奪った上、女性の手足を粘着テープで縛って逃走した。
男らは女性から暗証番号を聞き出しており、口座からは数百万円が引き出されていた。
女性は長男(51)と2人暮らしだが、事件当時は長男は不在。
女性は自力でテープをほどき、大きなけがなどはなかった。
府警が2人組の行方を追っていたところ、堺市の男が逃走先の沖縄の警察に出頭し、逮捕された。
男は府警の調べに
「SNSの闇バイトに応募した」
「指示された民家を狙った」
との趣旨の話をしているという。
女性宅には以前、振り込め詐欺の電話がかかってきたことがあり、府警は特殊詐欺に関与するような犯罪集団が背後にいる可能性があるとみて捜査するとともに、逃げたもう1人の男の行方を追っている。
■「ガスの元栓見せて」上がり込む
「ガスの元栓を見せてください」
「防火設備の点検です」。
大阪府藤井寺市の女性(85)が被害に遭った強盗事件で、男らはこう言って強引に家に上がり込んだ。
最近、同様の手口の事件が各地で発生。
犯罪集団がマニュアルを用意し、SNSで募った若者らに実行させている疑いがあり、警察当局は警戒を強めている。
女性宅のインターホンが鳴ったのは10日夕。
近所の人か友人だと思い外に出ると、顔写真入りのネームプレートを首からさげた若い男2人が立っており、
「ガスの元栓を見せてほしい」
と言ってきた。
女性宅では最近、ガスの工事をしていたため
「終わっている」
と伝えると、男らは
「ガスではなく、防火設備の点検なんです」
「ガスの元栓を見せてください」
と言い、気づけば家に上がり込んでいたという。
自ら玄関の扉を閉めた男らは、態度を急変させた。
「殺すぞ」
「金出せ」
「通帳とカードは」
と脅迫。
現金やキャッシュカードなどを奪い、暗証番号を聞き出すと、粘着テープで女性を縛って逃走した。
女性宅には以前、振り込め詐欺の電話が何度かかかってきたことがあった。
そのとき被害はなかったが、同居する長男(51)の在宅状況などを把握されていた可能性もある。
同様の手口の強盗事件は関東を中心に相次いでいる。
東京都新宿区では今年8月、男が消防の点検を装って男性(90)宅に押し入り、男性を縛って現金を強奪。
この男は警視庁に逮捕され、SNSで闇バイトに応募し、指示を受けていたことが判明した。
神奈川や千葉でも同月以降、複数の事件が起きている。
事前に資産状況を尋ねる
「アポ電」
がかかっていたケースも。特殊詐欺を繰り返すような犯罪集団が高齢者の名簿などを基に対象を物色し、SNSなどで募った若者らに実行させているとの見方もある。
こうした手法が広がっているためか、強盗事件で逮捕される若者は増加。
警察庁によると、今年1〜8月に強盗事件で検挙された19歳以下は218人で、前年同期から5割以上増え、全体の約20%を占めている。

●〈独自〉闇バイトの緊縛強盗犯「報酬なかった」 安易な荷担に警鐘
2020.9.28 17:06
https://www.sankei.com/west/news/200928/wst2009280017-n1.html
ツイッターで
「闇バイト」
に応募した男らが大阪府藤井寺市の民家に押し入り、現金などを奪った事件で、実行役の2人が
「(約束した)報酬をもらえなかった」
と供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。
このうち1人が犯行後、新たな犯罪の実行役を集める
「リクルーター」
をさせられていたことも判明。
捜査幹部は
「一度犯罪の誘いに乗ってしまうと、脅されるなどして抜けられなくなる」
と指摘し、安易に加担しないよう警鐘を鳴らす。
■強盗を犯した弱み 
捜査関係者によると、堺市西区の無職、宅見聖也(21)と神戸市垂水区のアルバイト、建部仁輪(とわ)(22)の両容疑者=強盗容疑などで逮捕=は今月上旬、それぞれツイッターで、犯罪の実行役を募る闇バイトに応募。
その後、
「赤坂」
と名乗る男から通信アプリ
「テレグラム」
で強盗を指示され、100万円ほどの報酬を約束されたという。
2人は10日夕、防火設備の点検を装って藤井寺市の女性(85)宅に上がり込み、女性を縛って現金約20万円や通帳などを強奪。
女性の口座から数百万円を引き出し、指示された別の口座に送金。
その一部を名古屋市港区の会社員、樽本裕介容疑者(29)=同=が引き出したとされる。
しかし、宅見、建部両容疑者には犯行後、報酬はほとんど支払われなかった。
そればかりか、建部容疑者は
「赤坂」
から別の犯罪の
「実行役を1人集めろ」
と指示され、ツイッターに募集のメッセージを投稿していたという。
2人は犯行前、身分証やキャッシュカードのデータなどを
「赤坂」
側に送信させられていた。
「赤坂」
の正体を知らないが、奪った金を持ち逃げしたり次の犯罪への加担を断ったりすれば、緊縛強盗を犯したことをばらされる恐れがあり、従わざるを得ない立場だった。
今回は現金の引き出し役だった樽本容疑者も
「関東や名古屋で複数の強盗に関与した」
と供述。
もともとは強盗の実行役をさせられ、その後もほかの役割を指示されるようになった疑いがある。
■死刑もあるリスク
「実行犯は検挙されるリスクが高いが、首謀者の犯罪組織からすれば、SNS(会員制交流サイト)で集めた若者が捕まっても
『トカゲの尻尾切り』
をできるメリットがある」。
奈良女子大の岡本英生教授(犯罪心理学)はこう指摘する。
警察庁によると、今年1〜8月に強盗事件で検挙されたのは1040人。
このうち犯行時に14〜29歳だったのは553人で、全体の半分以上を占める。
特に、19歳以下は227人で前年同期から5割以上増えており、若者が強盗事件に関与するケースが目立つ。
要因として、SNSを通じて
「闇バイト」
「裏バイト」
と称する犯罪の実行役に応募する若者が増えているとの見方がある。
SNSで実行役を募る手法は、特殊詐欺で現金を受け取る
「受け子」
などを集める際によく使われる。
犯罪組織が特殊詐欺に加え、手荒な方法を使って手っ取り早く金を得ようとしている可能性がある。
ただ、詐欺罪も法定刑は10年以下の懲役と重いが、強盗は最低でも5年以上の懲役。
被害者を死亡させた場合は死刑になることもある。
捜査幹部は
「犯罪の実行役を引き受けると抜けられなくなり、最後には使い捨てにされ、逮捕される」
「金欲しさに軽い気持ちで加担すると、取り返しのつかないことになる」
と注意を呼びかけている。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください


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