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JR西日本がカーブなどでの速度超過を防ぐため、京阪神地区の主要路線に設置している新型の自動列車停止装置(ATS―P)のうち96カ所で設定ミスがあり、うち30カ所は設定速度を超えてもブレーキがかからない状態だったことが1日分かった。誤ったデータを入力していたのが原因で、制限速度を最大35キロ超えても作動しないケースもあり、同社の安全管理体制に改めて批判が集まりそうだ。
同社は国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の指摘を受け、9月上旬にミスを把握していながら公表していなかった。本来より設定速度が高かった30カ所については、10月中旬に改修工事を終了。低く設定した残りの66カ所も近く改修する。
ATS―Pは、列車が制限速度を約10キロオーバーした場合に、段階的に速度を下げる装置。同社は1990年から京阪神の主要路線「アーバンネットワーク」で整備を進めており、半径が450メートル未満のカーブや分岐器(ポイント)、信号機の手前などに設置している。 (00:04)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051101AT3K0100D01112005.html