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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051029-00000013-khk-tohより引用
東北大学祭のミスコン復活かなわず 女子学生ら猛反発
東北大学祭(11月3―6日)で開催予定だったミスコンテストが、中止に追い込まれた。最近元気のない大学祭を盛り上げようと、全学実行委員会が企画したが、社会人学生を中心にした一部の女子学生が「女性差別だ」と強く反発。ビラを張り出すなどしたため、大学側も異例の中止要請を行った。実行委は代わりに、男女がカップルで競う「仮装パーティー」を行う。
実行委は「人を呼べる目玉企画」として3年ぶりのミスコン復活をもくろんだ。3、4の両日、仙台市青葉区の川内キャンパスで開催。決勝ではウエディングドレスを着ての審査を行う予定だった。
9月末に実施を決め、キャンパス内に参加を呼び掛ける看板を設置すると、社会人学生の女性らが反発して学内にビラを張った。実行委事務局にも女子学生が訪れて「ミスコンは、一方の性から他方の性を好みに従ってものとして扱い、選別するイベントだ」との文書を提出。実行委のホームページにも反対の書き込みがあった。
大学行事を指導する指導教員会議(渡辺誠会長)は当初、「大きな女性差別にはならない」との判断から開催を認め、予算使用を承諾していた。しかし、反対運動を受け、理事からも「男女共同参画が主流の現在、ミスコン復活はおかしい」との意見が出て、今月中旬、実行委に中止を要請した。
参加希望者が一人も名乗り出なかったこともあり実行委は要請を受け入れた。
代替のイベント「仮装パーティ・クレージーペアーズ」では、宮城三女高出身のタレント大竹佑季さんもパフォーマンスを行う。男性も参加できるため、男女共同参画の趣旨に合ったイベントとして企画された。
実行委の竹田悠吾さんは「ミスコンは女性差別ではなく、大学祭盛り上げのため考えた。今でもやってほしかったとの声もあり、少し残念だ」と話している。
東北大学生支援課は「ミスコンについては今後も自粛させていきたい」と話している。
◎「働く意味」学祭で討論/実行委OBら企画
東北大学祭では11月4日、楽天野球団の島田亨社長ら在仙企業の社長たちが起業体験などを語るパネルディスカッション「夢を現実に―リーダー達が語る仕事・人生・未来」が開かれる。若者に働く意味を考えてもらおうと、学生団体「MOSMOLOGY」が企画した。
パネリストは、島田社長のほか、インターネット関連会社スピーディア(仙台市)の並里武裕社長、内装工事業などで伸びるハンズグループ(同)の徳村顕治社長、楽天証券経済研究所(東京)客員研究員の山崎元氏。大手監査法人トーマツの田中吉徳氏がコーディネーターを務める。各氏に人生を振り返ってもらった上で、現在の自分が若いころ思い描いた姿なのかどうかや、今後目指す夢などについて語ってもらう。
「MOSMOLOGY」は、以前大学祭実行委員を務めた学生がイベントを企画しようと今春結成。代表の****さん(22)=文学部4年=は「12回転職したパネリストもおり、就職活動を控える学生にとっても参考になるはず」と話している。
川内北キャンパスA棟の200番教室で、午後3―5時。定員250人。入場無料。連絡先は**さん070(****)****
(河北新報) - 10月29日14時25分更新