★阿修羅♪ > 社会問題2 > 190.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2005年10月13日23時51分
国土交通省は13日、「開かずの踏切」対策として、エレベーターやスロープ付きの歩道橋の新設を積極的に導入することを決めた。
東武伊勢崎線の踏切死亡事故を受け、横断者や車の通行量が多い全国2100カ所の踏切を対象に、歩道の拡幅などの緊急対策実施を決めていたが、12日にも東京都大田区のJR京浜東北線の踏切で死傷事故が起きたことから、歩行者の安全確保に向けた対策の充実が必要と判断した。
同省の佐藤信秋事務次官が13日の定例記者会見で明らかにした。佐藤次官は「踏切事故の抜本的な再発防止策は、線路と道路を分離する立体交差事業だが、時間と金がかかる。高齢者など歩行者の安全を優先して確保するため、踏み込んだ施策を実行したい」と語った。
同省は8月、5年以内に実施するとしている緊急対策として、歩道拡幅か、列車の速度に応じて下りる時間を調整する高機能遮断機の導入を決めている。
今後、用地が確保できる場所では、エレベーターやスロープ付きの歩道橋を新設する方向で現地調査などを進める。
http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY200510130290.html