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(回答先: 要は頭のいい大人が回りにいるかどうかということ 投稿者 東の空 日時 2005 年 10 月 09 日 02:43:39)
ご紹介いただいたエピソード、拝読しました。
考えさせられると同時に、二人の子供の親たる我が身を振り返り、胸が痛くなりました。
(深く深く共感できるから、ことさらにです。)
まだまだ小生はダメ親父だし、気づいた時には後の祭り、子供ら成長してしまった後なのかもしれない。
電車の中といえば、小生もこんな光景を目撃したことがあります。
ある日の昼下がり、小生が電車に乗っていると、途中の駅から二人の子供を連れた母親が乗り込んできました。
明らかに兄弟で、ひとりは5〜6歳、お兄ちゃんのほうは9〜10歳くらいだったでしょうか。
二人とも手に缶コーラを持ち、けたたましくジャレあいながら乗り込んできました。
二人のジャレあいは、その後もどんどんエスカレートしていきます。
母親はといえば疲れきった面持ちで、何も言わずに濁った目を二人の息子の狂騒ぶりに向けているだけです。
そして遂に、その兄弟の狂騒ぶりは頂点に達しました。
弟とおぼしき男の子が、手に持ったコーラ缶を振ってお兄ちゃんにかけ始めたのです。
そしてお兄ちゃんも負けじと、コーラ缶を振って弟の顔に噴霧し返しました。
周囲の乗客は驚き、あわてて半腰を上げました。
その刹那はじめて、傍らにいた母親が眉間に皺をよせ、小さくこう叫びました。
「ほらちょっとォ〜! もったいないからやめなさいよっ!」
・・・・
・・・この兄弟に、罪はありません・・。
今のように、「電車の中で、平気で化粧をする女性たち」が話題となる、ずっと以前の話です。
今でこそ“大脳の前頭連合野が未発達”という脳科学から見た所見があるのでわかりますが、当時の小生の驚きは、およそ言葉に尽くし難いものがありました。
こんな母親に育てられたら、子供はたまったものではありません。
ここまで酷くなくとも、感性の低い社会において、感性の低い親に育てられる子供は不幸です。
そして学校に行けば、これまた感性の低い教師が・・。
東の空さんも、親ごさんなんですね。
聡明で可愛らしいお子さんであろうことは、お目にかからずともわかります。