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(回答先: 平成11年に何がおきたのか 投稿者 memento mori 日時 2005 年 10 月 04 日 10:36:25)
memento moriさん、どうもです。
上のグラフは失業者数、自殺者数の月次推移です。
ご覧のように、平成10年4〜5月に突然跳ね上がっています。
それでこの時期、何があったのか見てみたら、日本版金融ビッグバンでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/1998%E5%B9%B4#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8
もちろん“ある現象”というのは、様々な複合要因によって起こるわけですが、敢えてピンポイントで“発火点”を指摘すれば、これでしょうね。
最初のインパクトで、凄まじい“自殺ラッシュ”が先にあって、一年遅れで犯罪が激増した。
これは、自殺した人々と同じように「追い詰められても死ななかった」、つまり最初のインパクトを生き延びた「生命力の強い人間」が、だいたい一年遅れで犯罪に走るようになった。
小生はそう推測しています。
そう推測できる根拠というのは、以下のデータです。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2770.html
注目して頂きたいのは、右側の「自殺率の低い国」の方で、南米の国々が多いけど、これらの国々の多くは「殺人発生率」が物凄く高い国々なんです。
エストニア(リトアニアの間違い?)など例外もあるが、概ね見事に符合してますよね?
http://pine.zero.ad.jp/~zac81405/crime_international.htm
これつまり簡単に言ってしまえば、「追い詰められて自殺するか、犯罪を犯してでも生きようとするか」の違いなんだろうと思うのです。
相対的に日本には犯罪が少ない理由もここにあって、「犯罪を犯すくらいなら、自殺する」国民性が現れているのだと小生は思っています。
「ハラキリの国」ですよね日本は。
まあ、小生の推測ではあります。
信憑性は保障できかねます。(爆)