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“NHK民営化”“NHK改悪”のたくらみ(森田実政治日誌)
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http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02349.HTML
2005.12.20(その2)
2005年森田実政治日誌[524]
愚かというより悪辣な小泉政権の規制改革・民間開放推進会議の“NHK民営化”“NHK改悪”のたくらみ
「善に従うは登るが如く、悪に従うは崩るるが如し」(中国の諺 ) [善に従うのは山に登るように大変なことだが、悪を行うのは、ものが崩れ落ちるようにたやすいものだ]
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政府の規制改革・民間開放推進会議(規制改革会議)は、アメリカ的な行き過ぎた市場原理主義と行き過ぎた弱肉強食主義の推進母体である。「自分さえよければよい」主義を日本に広め、安定した道徳的な日本社会を崩壊させてきた悪の元凶である。この規制改革会議が、今度は攻撃の矛先をNHKに向けてきた。許し難いことである。
12月15日の各紙朝刊は、規制改革会議が「NHK受信料制の限界を指摘し、BSデジタル放送のスクランブル化(有料化)を打ち出した」と報じた。
たしかにいまNHK受信料制は危機に直面している。しかし、これは根本的には、小泉構造改革という誤った弱肉強食政策の結果、負け組が貧困化し、NHK受信料を払うことすらできない“下流層”が増えている結果である。その上、大新聞、民放が誤った反NHKキャンペーンを行って、受信料不払いを扇動した結果である。NHK側にはほとんど非はないのである。
その上、ひどいのがBSデジタル放送のスクランブル化(有料化)を打ち出したことだ。これはきわめて危険なことである。有料化の具体策が暗号処理により受信料を支払った世帯にだけ見せる「スクランブル化」なのである。
このスクランブル化にNHK会長は反対している。当然である。国民の情報の共有を阻害するからである。NHKの方が正しい。NHKは公共放送である。国民を差別してはならない。スクランブル化は有害である。結果としてNHKの公共性をせばめ、民営化への道を進めようとするものだ。
最近の小泉首相、竹中総務相、規制改革会議のNHK民営化への動きの底に、政府・自民党側の、NHKの中立的報道への不満がある、との噂が、政界内部に流れている。
民放各局は、小泉首相への愚かなゴマスリ競争をしている。いまもこの愚かな行為をつづけている。この愚かすぎる小泉政権へのゴマスリ競争に距離をおいているのが公共放送のNHKである。しかも、小泉政権へのゴマスリ競争の仕掛けの元凶である巨大広告独占企業の電通の影響は、公共放送のNHKには及んでいない。民放と大新聞は電通に支配されている。
小泉政権はマスコミを支配することによって強大な政権をつくり、総選挙で勝利した。小泉政権の力の源泉は、マスコミのゴマスリ競争にある。
NHKを民営化すれば、小泉政権への強大なゴマスリ放送局が完成ずる。
NHKの中立性を維持するには、NHKの経営形態を〈公共〉のままにしておかなくてはならない。民営化してはならないのである。
政府の規制改革会議は、2005年末に最終答申を出す予定である。これを受け取った小泉首相と竹中総務相は、巨大ゴマスリ放送局づくりのための民営化に突進するだろう。
これほど危険なことはない。
NHK民営化は阻止しなければならない。大新聞、民放各局は、NHK民営化阻止のために起ち上がるべきである。国民全体がNHKの公共性と中立性を守るため、小泉内閣のNHK民営化という愚行を止めるために起ち上がるべきである。NHK自身は公共放送の立場では、政府にもの申すことは困難である。国民が代わって発言し反対すべきである。
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